住居附から笠丸山

【年月日】

1990年3月28日
【同行者】 単独
【タイム】

住居附(12:20)−地蔵峠(1:05)−笠丸山(1:35)
−住居附(2:30)

【地形図】 神ヶ原

笠丸山から両神山を望む

 ウシトラ沢のすぐ下の広くなっているところに自動車をおき、左岸沿いを登る。

 雑木が多い中に、点々とアズマイチゲ。
 カタクリはまだ、つぼみ。
 ニリンソウも多いが、まだようやく芽を出したばかり。

 沢のツメらしいガレた急斜面の右にヒノキ苗が植えられた小さな支稜があって、急登するとすぐに尾根上となり、北から巻くと、地蔵峠。
 道が十字に交差しており、木の根もとに地蔵が安置されていて、峠らしい明るい雰囲気の所。

 尾根道を登下降して笠丸本峰基部を左へトラバース。
 赤テープと上に行く踏み跡を見つけ、急登すると、南北に長い笠丸山頂稜の一角。

 360度の展望を誇る笠丸山頂上はすぐであった。

 もっとも、北には御荷鉾林道の走る日向、日影などの稜線があって、大展望が広がるのは北西から東にかけて。

 両神山が横からのプロフィールを見せており、もっとも印象的。
 その左にはおなじみの二子山と叶山。

 丸いボウズ頭のような天丸山と、チョウズケ、下ヤツウチグラと諏訪山、さらに御座山。
 西から天気が崩れてきており、それ以上の展望がなかったのが残念だった。

 南峰には、ほこらがあって、笠丸山山頂という立派な指導標もあるが、杉木立のため展望皆無。

 急斜面の道は住居附の集落まで続いていた。