大展望の山頂
−離山2−

【年月日】

2026年5月7日
【同行者】 単独
【タイム】

湯川ふるさと公園(7:49)−歴史民俗資料館(8:17)−離山2(9:33-10:13)
−ゲート(10:46)−湯川ふるさと公園(11:41)

【地形図】 浅間山 軽井沢 ルート地図

 この前来たときは真冬で、天気も悪かったから、ハイカーは誰もおらず、駐車場にとめてるクルマもなかった。
 今回はGW明けとはいえ、いい季節で、天気もよかったので、少し歩くことにはなるが、湯川ふるさと公園に駐車した。

ジョウビタキ
桜草1

 登山口まで30分くらい歩いたのだが、行ってみると、こんなに天気がいいのに、登山口に駐車してるクルマは一台もなかった。

 資料館から前回と同じルートをたどる。
 とはいえ、前回来たときにはすべて枯れ果てていたから、初めて来たも同然だった。

 頂上直下まで、ほぼ傾斜なし。
 ずっとジグザグに登っていく。

 かなり下部から、断続的に桜草の群落を見る。

桜草2
わからない

 ほぼ満開で、とても可憐だ。
 明るい日陰なのに、ニリンソウはまったくない。

 クサボケも多い。
 桜草とクサボケはとても好きな花なので、楽しい。

クサボケ
ルリソウ

 ルリソウは、登山道には少なくて、自動車が通れる下山コースにむしろ多かった。

 約一時間で山頂。ここで大休止。
 前回はなにも見えず、小雪が舞う中、ラーメンを食べたと思うが、今回は別世界だった。

 南から西が開けていて、大展望。

浅間山
南八ヶ岳

 南側は八ヶ岳。赤岳から蓼科山まで、全山が見える。
 南アルプスも見えるのだが、雲が邪魔していて、どの山なのか、わからない。

北アルプス
サカハチチョウ

 西側は北アルプス。
 槍・穂高連峰がよく見える。
 穂高そのものに雲はかかっていないのだが、手前に浮かんでいる雲が穂高の頭の手前にあって、チト残念。

 浅間山は圧巻。
 南側の爆裂火口がよくわかる。

ルリタテハ
ニホンリス

 帰りも、前回と同じコース。
 林道終点から広い道を下る。

 春の盛りとあって、春の蝶が飛ぶ。
 山頂にはキアゲハがいたが、林道では春型サカハチチョウやルリタテハがいた。

 リスが二頭、樹上にいたが、ちっとも鳴かないので、在来リスだと思う。

 帰りの街歩きは、少々長く感じた。

大日向開拓の碑
浅間大滝

 早く下山できたので、大日向地区に行ってみた。

 大日向の本村は、南佐久郡にあり、群馬県境の十石峠の西側に位置し、秩父からさほど遠くない。
 陸軍との戦いに敗れた秩父困民党が、群馬県から峠を越えて来たのが大日向村だった。
 困民党は、ここの龍興寺一帯に宿泊し、さらに進軍したが、小海町東馬流で最後の銃撃戦を行い、壊滅したのだった。

 昭和の不景気時代、大日向村は村を二分し、満州に分村を建設することによって、苦境を打開しようとした。
 結果、敗戦によってすべては崩壊し、帰るべき故郷すら失った満州大日向村の人々は、浅間山麓の荒蕪地に再び入植し、この地を開拓して村を築いた。

 予約してなかったため、資料館の見学はできなかったが、いつか再訪したい。

 この日はさらに、浅間大滝まで足をのばした。
 なかなかいい滝で、魚がいるかどうかはわからないが、竿を振ってみたくなる渓相だった。