春の里山
- 毛呂山周辺 -

【年月日】

2023年4月7日
【同行者】 単独
【タイム】

ゆうパーク越生(11:09)−竜ヶ谷城址(12:15-12:17)−西上武幹線第224号鉄塔
−(14:04-14:36)−鼻曲山(15:09)−椎ノ木山(15:21)−桂木観音(16:03)
−ゆうパーク越生(16:46)

【地形図】 正丸峠 越生 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 ゆうパーク越生の第三駐車場には自動車が一台もとまっていなかったので、ここにとめさせていただいた。

 南側の雑木林の中の遊歩道を行く。
 すぐに桂木観音の分岐。
 ここは市街地方面へ。

ホウチャクソウ
ルリタテハ

 稲荷神社を見ると、雑木林を出て市街地。
 竜ヶ谷城址はすぐ目の前だ。

 南側へ回り込んでいくと、雷電神社の看板。
 ここからわき道に入る。

 竜ヶ谷城址すなわち雷電神社はゴルフ場の中にあるらしく、参拝者以外の通行人は不法侵入者とみなすという大きな看板があって、とてもイヤな感じ。
 ハイカーは参拝者とはみなさないから不法侵入であり、ただちに警察を呼びますと言われたら逃げようと、心の準備をした。

 舗装道路を登っていくと、ゲートがあって、その先がゴルフ場だ。
 ゲートを開いてゴルフ場に入り、警戒しながら登る。

 芝生のところを渡るとすぐに山道。
 ここに入り込めば、ゴルフ場の従業員に見つかる可能性は低いから、やや安心。

 ホウチャクソウやシロヤブケマン・ムラサキケマンなどが道ばたに咲く。

雷電神社
シロヤブケマン

 社務所にルリタテハが一頭。
 冬を越して出てきたんだろう。
 お疲れさま。

 山頂の本曲輪に雷電神社と疱瘡稲荷。
 市街地方面が好展望だが、景色を見ている余裕はなく、急いで雷電神社にお参り。
 お賽銭を入れて柏手を打てば、もう立派な参拝者だから、ゴルフ場従業員に文句を言われる筋合いはないのだが、堀切がどうなっているのかとか調べてたら怪しまれそうだから、早々に下山にかかった。

 元の道に戻って、しばらく車道を行く。
 人家の多い阿諏訪集落の道を通って愛宕山方面への道を探すが、分岐が多すぎて、集落の中でちょっと迷った。

 ようやく破線の道に入る。
 道への入口に通行止の表示があったが、ここはとりあえず自己責任でそのまま行く。

 尾根通しの道でなく、地形図にある通り、尾根南側のトラバース道である。
 峰と愛宕山の鞍部あたりに、大きな山抜け。
 通行止めの原因はこれだろう。
 ここは高巻いて通過したが、修復は難しかろうと思われた。

 尾根に上がって、西上武幹線第224号鉄塔の分岐。
 とても具合のよい切り株があったので、ここで大休止。

馬頭尊
クサボケ

 カイ立場からは一般登山道。
 ほとんどがスギ・ヒノキの植林地で、見るべきものは少ない。
 それでも、クサボケが咲いていたり、食べごろのヤブレガサが出ていたりして楽しめた。

 鼻曲山・椎ノ木山を越えながら、高度を下げる。
 車道を渡るとそろそろ桂木観音かと思うのだが、まだもう少し歩かなければならなかった。

ヤブレガサ
桂木観音

 桂木観音への石段を登っていくと、鐘楼わきのミツバツツジがみごとだった。
 観音堂には誰もおらず、境内の桜はすでに散って、葉桜となり、地面に花びらが散り敷いていた。
 ここでまた、お参り。

桂木観音
シャガ

 自動車をとめたところに戻るには、もう少し登らなければならない。
 天気が芳しくないので急いで来たから、少々疲れていたのだが、今にも降りそうな感じになってきたので、頑張って登る。

 大高取山の分岐を右折すると、あとはおおむねずっと下りで、降り出す前に自動車に戻ることができた。