ゆずとみかんの山里散歩
−弓立山−

【年月日】

2011年1月5日
【同行者】 Uさん
【タイム】

大附入口(11:00)−関堀大銀杏(11:30-11:24)−八幡神社(11:50-12:00)
−男鹿岩(12:45-13:05)−弓立山(10:16)−大附入口(14:12)

【地形図】 越生 武蔵小川 正丸峠 安戸 ルート地図

大附近くで見た馬頭尊石塔
八幡神社

 木のむら物産館あたりに自動車をとめようかと思っていたが、正月休みのため、どこの駐車場も閉鎖されていた。
 観光客も来るだろうに、施設を遊ばせるのはちょっともったいないのではないかと思った。

 やむなく大附方面に登って行き、道路の広くなったところから市街地方面へ歩き始めた。

 周囲にはゆず畑や各種みかん畑が広がり、青空には、パラグライダーが飛んでいた。
 畑のへりに落ちていた鬼柚子を見て騒いでいたら、「持ってっていいよ」と言ってもらったので、いただいた。

 GPSの調子が良くないので、あれこれ調整しながら歩いていたら、いつの間にか関堀大銀杏の前に来ていた。
 しばらくぶりで見る大木だが、ここからカメラを出して歩くことにした。

 中学校を過ぎ、弓立山方向に行くと八幡神社。
 今日は時間があるので、ここでまず小休止。

 登山口は、神社の裏を少し下ったところだった。

雑木林は少ない
男鹿岩

 歩き出しからスギ林の中の丸太階段が続く。
 雑木林も多少あるが、基本的にここは、全山が植林の山である。

 展望皆無の中しばらく登って行くと、男鹿岩。ここで一気に関東平野が望まれる。
 もちろんここでも小休止。

 低山にしては立派な岩で、割れ目からヒノキやシラカシも生えている。
 遠くに見える高層ビル群は、東京だろう。

ヒノキ苗密生地
奥白根遠望

 ここから山頂まではすぐだった。
 山頂手前に、ヒノキの小苗群生地。
 こういうのも珍しい。

 山頂は展望皆無という話だったが、東側が伐開されていて、関東平野と赤城山・奥日光あたりが望まれた。

 山頂の西側はパラグライダースクールの離陸ポイントになっていて、こちらも展望がよいのだが、低山だけに周りに見えるのは里山ばかりだ。
 自動車が数台とまっていて、スクールの受講者が次々に飛び立つところだった。

サルトリイバラ
機嫌の悪いヤマガラ

 うまく飛べる人もいたが、なんども失敗して飛べない人もいた。

 地形図の破線路は消滅しているようだったので、車道を下る。

白い梅(大きな写真)
紅梅

 下りはじめてすぐに、大附の人家を見る。
 南側に開けたここでは、早くも紅白の梅が咲き始めており、数羽のヤマガラがしきりに警戒音を発しながら、忙しく飛び回っていた。

西平の大カヤ(大きな写真)
フユイチゴ群生(大きな写真)

 一帯の草ヤブには、カラスウリがたくさん実っていた。
 自動車をとめたところまでもすぐだった。
 時間に余裕があったので、西平の大カヤに立ち寄って、フユイチゴを摘んでいった。