春浅い妻坂峠
- 生川から往復 -

【年月日】

2007年3月17日
【同行者】 単独
【タイム】

タイムとらず

【地形図】 秩父

妻坂峠の石仏
峠付近の雑木林

 荒川水系渓流保存会の飼育池で作業をやってから、妻坂峠を散歩。
 林道ができてからここを歩くのは久しぶりだ。

 この道には早春に何度も、草花を見に来たことがある。
 林道から先しばらくはスギ林だが、最後の水場を渡って峠の登りにかかるあたりから各種ネコノメソウ類やトウゴクサバノオ、エンレイソウなどが咲いていたはずだ。

 登山道は以前以上によく整備されていた。
 小さいブルドーザで均したように見えるほどいい道なのだが、花の姿は皆無。

 峠まで登ってみたが、見かけたのは咲き終わったセツブンソウのみ。

 妻坂峠の地蔵様は、覆屋がなくなってしまっていた。
 これでは風化が加速しそうに思うが、誰が修復すればいいのだろう。

苔もまだ冬姿
咲きかけのハナネコノメソウ

 散歩のつもりで来たので、すぐに下山。

 沢筋ではハナネコノメソウがようやく、白い花をほころばせ始めていた。