きのこの少ない伊豆ヶ岳

【年月日】

1995年10月4日
【同行者】 友人と3人
【タイム】

タイムとらず

【地形図】 正丸峠

正丸峠のドライブイン下から伊豆ヶ岳への登山道できのこを物色。

 ドライブインから見ると、感じのよい雑木林だったが、実際に歩いていって見るとササが密生していて、ほとんどキノコは出ておらず、キホコリタケと古くなったウスヒラタケがあっただけ。

 しばらく登っていくと、小丸山。
 立派なベンチやあずまやが建っていたので、ここで一息入れる。
 そこから戻るかどうか思案したが、さらにいってみると、正丸駅からの登山道との合流点にカラカサタケが出ていた。

 中高年女性パーティが金切り声をあげながら登るクサリ場を登りきると、伊豆ヶ岳の山頂はすぐだった。
 弁当を食べ終わるころに中高年女性パーティが登って来、一人の人が私の目の前の平坦なところで転んだので驚いた。

 やかましくなってきたので、山伏峠方面に下山にかかる。
 中年の女性が座りこんでふさいでいた山伏峠登山道入口のわきに小さなキツネノチャブクロが出ていたので手を伸ばすと、「それは食べられないよ!」とどなられた。

 ここの直下はちょっと林相のいいところだが、キツネノチャブクロやオシロイタけしか出ていなかった。

 あとはだいたい植林の中の下り。
 峠のすぐ上でウスヒラタケが大量に発生した倒木が見つかった。
 今年はキノコはずいぶんな不作のようだ。