官ノ倉山は杉林ばかりだった

【年月日】

1991年11月13日
【同行者】 単独
【タイム】

タイム不明

【地形図】 安戸

 寄居の教育委員会で用を足してから、小川町の官ノ倉山に登ってきた。

 旧国道をずっと行き、竹沢の駅を過ぎたところで左に曲がる。
 道がだんだん狭くなり、最後に自動車で渡ると危なそうな橋が出てきたところの手前に自動車を止めた。

 橋を渡るとすぐに天王沼。
 沼の畔に休憩舎があるが、あまりきれいな沼ではない。
 天王沼を過ぎるとアオキの下生えのスギ林のなかに入っていく。
 左側は細々たる沢である。

 すぐに水流がなくなり、ジグザグの急登になる。
 上の方で集団が騒ぐ声が聞こえてきて、この急登もすぐに終わる。
 登りきったところは峠状のところで、官ノ倉山へは尾根を左に登っていく。

 道に岩が出てくるが、5分ほどで山頂。
 展望はまったくなく、ベンチは集団に占領されている。
 もと来た方へ下り、峠から北西にのびる尾根をすこし登ったところのピークで食事にした。

 こちらは道標に「山道」とあり、だれも登ってこないので静かである。
 この山は一帯がスギ林ばかりだ。そして展望もない。
 ゴルフ場に包囲されているというが、もう少しアピールするものがあってもよいような気がする。
 下りもあっという間だった。