旧正丸峠から丸山

【年月日】

1989年11月18日
【同行者】 単独
【タイム】

タイムとらず 正丸−旧正丸峠−サッキョウ峠
−虚空蔵峠−牛立久保−カバ岳−大野峠−丸山
−芦ヶ久保

【地形図】 正丸峠

 しばらくはずっと沢沿いの道。

 スギの植林の道をゆるく登っていく。
 旧国道が近くなり、自動車の音が聞こえてくると、伐採地となり、少し開ける。
 ニガクリタケ、オシロイタケなどがちらほら。

 旧国道を渡り、さらに沢沿いに行く。
 このあたり、登山道にテレビが落ちていたりする。

 ここで沢から離れ、尾根へ上がっていく。
 一登りしたところが旧正丸峠だった。

 横瀬側は雑木林となっており、感じのよい峠だったが、中年登山隊が騒いでいたので、休まずいった。

 ピークから急斜面の階段を下った正丸トンネルの上あたりの鞍部に「サッキョ峠」という道標。
 県が立てた立派な道標がうるさいくらい立っているが、地名の調査は本当に確かなのだろうか。

 その先を少し登ると、東側が伐採されていて展望の開けた場所。

 うっすらと靄がかかっていて、はっきりわかるのは大高山と天覚山、そして伊豆ヶ岳くらい。
 めざす丸山ははるかに遠い。

 そこから雑木の中を下ると虚空蔵峠。
 自動車道をしばし歩いて山道。
 牛立久保という十字路を左に折れ、雑木林の中を道草食いながら行くと七曲り峠。

 右下に自動車やオートバイの音を聞きながらの山歩きだ。
 やせ尾根を緩やかに登りつめたピークは、カバ岳。

 小ピークひとつ越えると、また自動車道に出た。

 大野峠からは、階段の尾根。
 登りきった八九六メートルピークにあずまやがあったので、そこで大休止。

 その先、雑木林の中を行くと白石峠との分岐を左に折れ、しばらくササの下生えの雑木林を行って、いよいよ丸山の登り。

 といってもたいした登りではなく、いつのまにか電波塔の横を過ぎ、展望台の前に出てしまった。

 せっかくの展望台だが、展望は全くないので、そのまま芦ヶ久保方面に向かった。