川井に着いたのは、7時40分ごろ。
駅から少し下って、国道に出、大丹波川の右岸に沿う道を登りはじめる。
時おり自動車の行き交う舗装道路を一時間ほど歩くと、清東橋のバス停の先に百軒茶屋なる看板が見えてくる。
登山口を右に入り、大丹波川を渡ると、階段になった急登が始まる。
沢沿いには、チャルメルソウ、ネコノメソウ、ヨゴレネコノメなどが咲いていた。
沢はほとんどがワサビ田になっていて、ワサビが青あおとしており、白い花が咲いていて、とても美しかった。
沢から離れ、尾根へ向かって登っていくところは、ほとんどは暗い植林の中の道で、見るべきものはなにもない。
非常に長い階段や、岩がごろごろした急登にひたすら耐えていると、棒ノ折山の広い山頂に飛び出す。
ここからは、奥武蔵の展望がすばらしい。
武甲山から大持山、丸山、蕨山、武川岳、伊豆ケ岳などの見慣れた、特徴のある山やまが並んでいる。
目の下は、金毘羅尾根である。
西側から南側は植林が成長していてあまりよく見えない。
雑木ごしに川苔山がかろうじて見えた。
山頂から5分で権次入峠。
権次入峠の黒山側は、とても良い奥多摩の展望台で、大岳山、御岳山、川苔山などがよく見えた。
黒山へは一登りで、山頂のベンチにタテハチョウがとまっていた。
ツツジがいっぱいあり、大きな岩がころがっていて、なかなか気持ちの良いところだった。
黒山からは、ゆるく下っていくが、植林が多くて、やや飽きる。
北側が伐採されていて、カタクリが群生している斜面が数ヶ所。
すでにたくさん咲いていて、盗掘のあともあった。
ここからは、越上山や大高山などが認められた。
自動車やオートバイの音が聞こえてくると、小沢峠の下り。
ここでは、トウゴクサバノオ、ヨゴレネコノメ、ミヤマキケマン、タチツボスミレ、エイザンスミレなどの花を見た。
自動車道に出てからは、キフジ、ネコヤナギなどを見ながら歩いていった。