カタクリ咲く棒ノ折山

【年月日】

1989年4月1日
【同行者】 2人
【タイム】

タイムとらず

【地形図】 原市場

 川井に着いたのは、7時40分ごろ。
 駅から少し下って、国道に出、大丹波川の右岸に沿う道を登りはじめる。

 時おり自動車の行き交う舗装道路を一時間ほど歩くと、清東橋のバス停の先に百軒茶屋なる看板が見えてくる。
 登山口を右に入り、大丹波川を渡ると、階段になった急登が始まる。

 沢沿いには、チャルメルソウ、ネコノメソウ、ヨゴレネコノメなどが咲いていた。
 沢はほとんどがワサビ田になっていて、ワサビが青あおとしており、白い花が咲いていて、とても美しかった。

 沢から離れ、尾根へ向かって登っていくところは、ほとんどは暗い植林の中の道で、見るべきものはなにもない。
 非常に長い階段や、岩がごろごろした急登にひたすら耐えていると、棒ノ折山の広い山頂に飛び出す。
 ここからは、奥武蔵の展望がすばらしい。

 武甲山から大持山、丸山、蕨山、武川岳、伊豆ケ岳などの見慣れた、特徴のある山やまが並んでいる。
 目の下は、金毘羅尾根である。
 西側から南側は植林が成長していてあまりよく見えない。
 雑木ごしに川苔山がかろうじて見えた。

 山頂から5分で権次入峠。
 権次入峠の黒山側は、とても良い奥多摩の展望台で、大岳山、御岳山、川苔山などがよく見えた。

 黒山へは一登りで、山頂のベンチにタテハチョウがとまっていた。
 ツツジがいっぱいあり、大きな岩がころがっていて、なかなか気持ちの良いところだった。
 黒山からは、ゆるく下っていくが、植林が多くて、やや飽きる。

 北側が伐採されていて、カタクリが群生している斜面が数ヶ所。
 すでにたくさん咲いていて、盗掘のあともあった。

 ここからは、越上山や大高山などが認められた。 
 自動車やオートバイの音が聞こえてくると、小沢峠の下り。
 ここでは、トウゴクサバノオ、ヨゴレネコノメ、ミヤマキケマン、タチツボスミレ、エイザンスミレなどの花を見た。
 自動車道に出てからは、キフジ、ネコヤナギなどを見ながら歩いていった。