乗鞍岳の展望
−山形村のてっぺん−

【年月日】

2026年5月26日
【同行者】 単独
【タイム】

登山口(9:00)−てっぺん(10:09-10:50)−登山口(11:31)

【地形図】 古見 ルート地図

 標高のずいぶん高いところまで別荘地があって、しかも現住されている家がけっこう多い。
 別荘地を過ぎたところに案内板があり、駐車スペースもあった。

 案内板のわきに、村民以外の入山禁止という看板があるのだが、これはどういうことだろう。

北穂と南岳
南岳と中岳

 ほとんど傾斜のない尾根道をいく。
 草花はほとんどなし。
 マイヅルソウとツマトリソウがいくらか咲いていた。

 ほぼ中間点に、北穂の見える展望地。
 北穂・南岳・中岳・それから常念岳が見えている。
 常念は松本や安曇野から見るのとはずいぶん違った感じ。

 1674メートルピークを過ぎるとササが深くなる。
 道型があるので、腰程度であればとくに問題ないのだが、胸ほどまで深くなると、進むのが困難なうえ、道がわからなくなる。
 しばしで、道を完全にロストした。

 尾根はやや不鮮明だが、登っていけばよいので、ルートをミスることはなく、ササさえなければ問題ないのだが、いったん道を外すと進むのに苦慮する。
 ここは、落枝でササが寝たところを拾って進むが、今ひとつ調子が悪い。

常念さん1
乗鞍岳

 最後の登りが佳境になったあたりで、道を発見。
 ひょっとすると、登山道と平行にヤプこぎしてきたかも知れない。

 山頂は小広いところで、山形のてっぺんという標識があり、ベンチもあった。
 正面には乗鞍岳が望まれた。
 ここで大休止。

てっぺん
清水寺

 いつものようにゆっくりしたが、無数のハエが集まってきて、ところかまわず止まってくるのに、閉口した。

 帰りは来た道を戻った。

 下山後、近くの清水寺にお参り。

 小さな山門をくぐると、たくさんの観音石仏が迎えてくれる。
 境内には、ヒメシャガがたくさん植えられていて、ちょうど満開だった。

 奥山に建つ、無住のお堂だが、行基が創建し、京都の清水寺は、坂上田村麻呂が千手観音をここから持ってって創建したのだという、とても壮大な寺伝を持つ。
 管理人さんの家があって、御朱印をいただくこともできた。

ヒメシャガ
中村太八郎頌徳碑

 お寺近くには、中村太八郎の頌徳碑もあった。
 中村は、山形村出身の普通選挙実現のために力を尽くした人。
 碑の撰文は木下尚江、字は平野義太郎だった。

松本城
常念さん2

 まだ時間があったので、帰途につく前に松本城へ。
 松本城に昇ったのは40年以上ぶりだった。

 江戸の城郭、中でも天守は見せるためのものであって、実用は二の次なのだが、松本城は見る城としては、出色のかっこよさだ。
 最上階からの景色にも一見の価値があり、ここからの常念岳は、天を突くように鋭角的な峰で、これまたかっこいいのだった。