大展望のピーク
−傘山(飯島)−

【年月日】

2025年6月19日
【同行者】 単独
【タイム】

町民の森駐車場(8:40)−御岳山合流点(9:17)−傘山(10:19-11:07)
−登山道入口(11:32)−町民の森駐車場(12:04)

【地形図】 赤穂 空木岳 ルート地図

 ナビに林道が記載されてなかったため、やや迷ったが、すぐに修正して、首尾よく登山口広場へ。
 準備していたら、コミスジがザックにとまった。

コミスジ
タガソデソウ

 植林の中を与田切川支流へと下っていく。
 逆コースだとこれが登りになるから、このコースがよかった。

 樹林帯だが、下界同様の暑さで、汗が吹き出す。
 花もなし。

 ようやく御岳山コースと合わさる石ゴロ帯。
 その先の大下りは高度がもったいない。
 しばし穏やかなトラバースで、体力が回復する。

ナラタケ
仙涯嶺・南駒・空木

 タガソデソウ・タニギキョウがちらほら咲く。
 ナラタケが一本出ていたので、周囲を見回したが、やはり一本だけなのだった。

 再び尾根に上がった先は、一本調子の登りが続く。
 ナルコユリがちらほら。
 このあたりはブナ林で、いいブナもあった。

仙涯嶺
南駒ヶ岳

 ようやく登り着いた山頂は、周囲が伐開されていて、好展望だが、暑い。
 木陰を見つけて、大休止にした。

 東側は南アルプスがほぼ全山見えているのだが、水蒸気が多すぎて被写体にならなかった。
 一方西側はスッキリしていて、空木岳・南駒ヶ岳・仙涯嶺・越百山あたりがくっきりと見えた。

 あの山々にはいつか行ってみたかったのだが、たぶんもう、登れないだろう。

 帰りは南尾根コースへ。

 こちらは穏やかな雑木の尾根。
 展望台と称するいくつかの休み場があったが、山頂の展望が最もよかった。
 すぐに登山口で、あとは林道をのんびり歩くだけだった。