佐久の里山
−虚空蔵山−

【年月日】

2024年10月27日
【同行者】 単独
【タイム】

ヘルシーテラス佐久南(13:18)−虚空蔵山(13:43-14:16)−点名根岸(14:47)
−ヘルシーテラス佐久南(15:24)

【地形図】 臼田 ルート地図

 小海町の文化祭を見学したあと、高崎鎮台の吉野・江口隊陣地跡に建てられた石碑を見た。

 明治17年11月9日早朝、陸軍高崎鎮台の吉野大尉と江口少尉に率いられた一個中隊が、千曲川を挟んだ左岸側から天狗岩周辺に展開した秩父困民軍に銃撃を加えた。
 困民軍は、右岸側からと左岸側からの十字砲火にさらされ、13名が倒れ、死屍累々の惨状となった。

 その後、佐久南インター近くの道の駅へ移動。

漆掻き
ハイイロシメジ

 虚空蔵山への道標が随所にあって、わかりやすい。
 軽トラなら通れそうな道を行く。

 遠回りになりそうなので、途中から山道に入る。

 里山らしく、漆を掻いたあとがいくつかあった。
 ハイイロシメジがたくさん出ていた。

慰霊碑
シロヌメリイグチ

 ひと登りで虚空蔵山。
 城趾のように削平されているが、防御性はあまりなさそうだ。

 佐久市や小諸が望まれる。
 その向こうには、浅間山から湯ノ丸・烏帽子。
 雲がやや多い。

 ここで大休止。

カラカサタケ
ハナイグチ

 その後、点名根岸へ。

 未舗装だが、軽自動車が通れそうな道が続いている。

 周囲はカラマツやアカマツの混じる雑木林で、時期はすでに遅いが、いかにもきのこが出そうな感じ。
 シロヌメリイグチがわりあい多く、カラカサタケやハナイグチも少々。
 シロヌメリイグチを見る機会が多くなってきたので、食べ方を考えたほうがいいかもしれない。

ガマズミ
日待塔

 根岸は、カラマツ林の中で展望皆無。

 帰りは途中から別ルートをとったが、相変わらず風情のよいカラマツ林が続いていた。