大展望のピーク
−男山−

【年月日】

2024年10月21日
【同行者】 単独
【タイム】

川上駅駐車場(10:34)−入山口(10:59)−登山口(12:28)−男山(13:05-13:45)
−登山口(14:12)−入山口(15:05)−川上駅駐車場(15:29)

【地形図】 御所平 信濃中島 ルート地図

 できれば天狗山まで周回したいところだったが、時間的にも体力的にもきつそうだったので、男山ピストンにした。
 思わしい駐車スペースがないので、川上駅の駐車場からスタート。

登山道から見上げる
手が届かない

 防獣ゲートを開けて林道に入る。
 ここが事実上の登山口。

 ダートだが、慎重に行けば普通車でも走れそうな道が続く。
 周囲はほぼ全面的にきれいなカラマツ林で、ハナイグチの季節には賑やかだろう。
 問題は、林道歩きが長過ぎることくらいだ。

 南牧村側に回り込んでしばらく行くと、送電鉄塔。
 ここから男山が見える。
 絶望的に高く、絶望的にヤバい。

 林道歩きはまだまだ続き、男山直下でクルマの通行困難な作業道に変わる。
 作業道近くで、山ぶどうがいい感じだったが、手が届かなかった。

 作業道終点まで2時間歩いてようやく、登山口。

瑞牆山と富士
八ヶ岳

 ここから尾根まで、標高差250メートルの急登になる。
 とても苦しい。

 周囲は相変わらずカラマツ林だが、雑木もいくらか混じるようになる。
 ホテイシメジがいくつか出ていたが、キヌメリガサにはまだ早いようだった。

 尾根に出て、岩場を少し登れば、大展望の山頂だった。
 ここで大休止。

南アルプス
浅間山と茂来山

 まずは、北側の展望。

 茂来山の向こうに浅間山。烏帽子岳まで全山が見えていた。
 浅間連山の彼方に見える山塊は始め志賀高原かなと思ったが、妙高・戸隠の山塊らしい。

 やや霞んではいたが、遠くに後立山。
 鹿島槍を見つけることができれば、間違いはない。

 北アルプス南部は八ヶ岳のため見えていない。
 で、西側には、八ヶ岳が全山(蓼科山は見えない)揃っている。

 中央アルプス方面は霞んでいて、見えてるかどうか不明。
 鋸岳・甲斐駒から北岳・間ノ岳まではわかるのだが、南アルプスも、それ以南は見えてるかどうか不明。

 南側は、富士山。
 富士山右の山はどこだろう。

鹿島槍・五竜
天狗山

 目の前には高登谷山。その向こうは瑞牆山だ。
 奥秩父は、金峰山から国師ヶ岳まで。

 東側・国師の左はおそらく、埼玉・群馬と長野県境の連山だろう。
 目の前の天狗山が大迫力だ。

 さらに北東には御座山が大きい。

ホテイシメジ
川上村から見上げる

 帰りは来た道を戻った。

 男山がとてもかっこよく望めるのは、いつも通る農道からだ。
 天気がよかったので、なお、見ごたえがあった。
 畑のレタスは終了したらしく、ライ麦らしき草が植えられていた。