道のない山再び
−石ッコツから夕日アタリ−

【年月日】

2024年8月26日
【同行者】 単独
【タイム】

信州峠(9:42)−MTB−自転車デポ地点(10:04-10:05)−作業道入口(10:27)
−石ッコツ(11:14-11:54)−夕日アタリ(12:25)−信州峠(12:49)

【地形図】 御所平 瑞牆山 ルート地図

 信州峠から自転車で下り始めてから、忘れ物をしたことに気づいた。
 けっこう下ってしまったので、絶望的な事態だったのだが、自分が悪いのだから登り返さざるを得ず、まだ歩き始めてもいないのに、弱体な体力をほとんど消費してしまった。

トモエソウ
石ッコツ

 改めて信州峠からダウンヒル。
 ちょっと寒いくらいだった。
 平坦地に下りつき、登山開始を予定していた貯水池までの緩傾斜の車道で、早くも、自転車を押す力もないほど力尽きた。

 ヨロヨロと歩き出し、高登谷山に登ったときに自動車をとめたところを過ぎ、貯水池のほとりへ。
 ここから舗装道路をわずか歩き、右に分岐する作業道へ。
 作業道とはいえ、自動車が走れそうなほどしっかりした道だ。

 黄色い花が見えたので、オオマツヨイグサかと思ったら、トモエソウだった。

 作業道のわきはカラマツの新しい植林地。
 石ッコツの斜面にかけて、ほぼ全面的に皆伐されていた。
 カラマツにそれほどの需要があるのかどうか。

石ッコツの尾根
信州峠の道標

 旧信州峠まで、作業道は続いていた。
 旧峠というからにはなにか、それらしき石造物がありそうなものだが、少し見た限りではなにもなかった。

 ここから尾根を行こうと思っていたのだが、道はなく、しばらく丈の低い草ヤブで、ズボンがあっという間にずぶ濡れになった。
 とてもかなわないので、その先は、なるべく濡れないところを選んで登っていった。
 尾根にいかず、トラバースし続ける作業道は草ヤブでないので、途中から尾根を諦めて作業道を行く。

 作業道は結局、石ッコツ直下で終点となった。
 少しの急登で山頂。
 展望はない。

 最高点にはまるで石碑のような石が立っている。
 ここで大休止。

 信州峠方向へ下っていくと、尾根上は石ゴーロで、ちょっと変わった風景。
 ここからごく薄い踏みあとあり。

 カラマツ林だが、ササが生えたところが多いので、きのこはあまり出てなかった。

 夕日アタリ分岐から北へ。
 ここも薄い踏みあとあり。

 尾根の東側にササがないので、少しきのこを探したが、思わしいきのこは出ていなかった。

 夕日アタリにも展望なし。
 カラマツの樹間から横尾山が見える。

 駐車地まではまもなくだった。