アカマツの尾根
−峰雄山−

【年月日】

2024年8月12日
【同行者】 単独
【タイム】

栗生坂峠(8:30)−峰雄山(9:22-9:59)−栗生坂峠(10:48)

【地形図】 信濃中島 御所平 ルート地図

 夜明け前後に家を出たのだが、途中で眠くなったので、上野村の川の駅で仮眠。

御座山
天狗山

 峠から急登で、すぐに尾根の上へ。
 アカマツの尾根だ。

 はっきりした道はないが、消え消えの踏みあとあり。
 尾根の上でなく、尾根からやや下に、巻くようにしてついているので、鹿道なのかもしれない。

 急なところが一か所。
 頂上直下にボルダー帯があったので、南側から巻いて過ぎた。

 山頂は、樹林の中の小広場。
 樹間から、御座山と天狗山が見える。
 ここで大休止。

おみかの滝
立岩の滝上段

 帰りは来た道を戻るつもりだったのだが、安易に巻き道を歩いていたら、ミスった。
 しかもそのことにまったく気づかず、前方に人家が見えるところまで下っていた。
 トラバースで尾根に戻ったのだが、大反省しなければならない。

立岩の滝下段
犬ころの滝

 下山後、南相木村の三つの滝を見に行った。

 まず、おみかの滝。
 この滝を見るには、いったん下流部へ移動し、畑と集落を縫って上流部へ向かう。

 ちょっとしたゴルジュ帯の中にあるのだが、右岸にトンネルが掘ってあり、トンネルの途中と終点から滝を鑑賞できるようになっていた。
 暗いトンネルの中は、センサーによって明かりがつくようにもなっていて、ありがたい。

 20メートルほどの直瀑で、迫力満点だった。

 次に、立岩の滝。
 駐車スペースがないので、路側の広くなっところに駐車して、川へ下る。
 擬木の階段が長い。

 大きく二段になっており、上段の滝は五メートルほどの太い直瀑。
 下段は積み重なった大石を乱れ下る、やはり五メートルほどの滝だった。

 そして最後は犬ころの滝。
 これは滝見の湯のすぐわきを、数条に分かれて流下する。
 森の中の滝であればもっと美しいと思われるが、まわりが開けているので、今ひとつだった。

 遊歩道で、フシグロセンノウが鮮やかに咲いていた。