三度目の焼額山
−竜王スキー場から −

【年月日】

2023年8月18日
【同行者】 単独
【タイム】

山上駅(9:33)−竜王山分岐(10:17)−焼額山(11:31-11:53)
−竜王山分岐(12:36)−竜王山(12:53-12:57)−山上駅(13:21)

【地形図】 岩菅山 夜間瀬 中野東部 切明 ルート地図

 ちょうどいい時間に竜王スキー場に着いたので、ゴンドラにはすぐ乗れた。

ヤナギラン
オヤマリンドウ

 ここはスキー場なので、道標が見当たらない。
 やむなく、ゲレンデを歩くことにした。
 焼額山はやはり、ゲレンデ歩きが避けられないのか。

 ブルで造成された人工的なガレ場を下って、さらに登っていく。
 途中からは刈られた草地登りとなり、リフトの下まで登れば、ほぼ平坦な道となる。

 リフト終点に休業中のレストラン。
 このまわりがお花畑で、盛りの過ぎたヨツバヒヨドリ、ヤナギラン、ノアザミ。オヤマリンドウなどが咲いていた。
 レストランの裏手が登山口だった。

キアゲハ
キアゲハ

 すぐにT字路になり、左折。
 シラビソと根曲がり竹の中の道である。

 少し下ると、最初の湿原。
 花はほとんど終わっていて、ちょっと荒れた感じ。
 ここから焼額山が見える。

第一湿原から焼額山
コガネテングタケ

 鞍部から登りに転じるが、穏やかな登りで助かる。
 足元には、ベニタケ科のきのこが多いが、コガネテングタケの新鮮な個体もあった。
 展望はなく、メボソムシクイのさえずりが響く。

 平坦になると、登山道わきに小湿原。
 ひと登りで頂上の一角。

頂上湿原
稚児池

 稚児池は相変わらず静かで、すてきな場所だった。
 オヤマリンドウ・ウメバチソウ・イワショウブが咲いており、赤とんぼが舞っていた。
 ここで大休止。

 帰りは来た道を戻り、レストラン裏のT字路を直進して、竜王山に向かった。

 焼額山へは笹が刈ってあったが、こちらは過去に刈った形跡があったものの、新しい笹が生えている状態だった。
 道形は明瞭。

 刈払機の音が聞こえていたが、すぐに登山道を整備されている方とすれ違った。
 そこからは快適な道。

 竜王山へは全く刈ってなかったので、ヤブこぎ状態。
 道形はあるが、ほぼ廃道。
 山頂は笹の丈が低いので、三角点に腰かけて小休止。

 ここからは先ほどの人たちが刈ってくれた直後なので、快適な道。
 雲が多いので何も見えないが、西側がたぶん絶景なのではないかと思われる。

 一度もゲレンデに出ることなく、ゴンドラ駅に戻れた。