大姥山周回
− 大姥神社から −

【年月日】

2022年10月12日
【同行者】 単独
【タイム】

大姥神社手前(10:25)−大姥神社(10:37)−大姥山(11:37-12:20)
−六地蔵(13:03)−山姥の滝(13:37)−大姥神社手前(14:13)

【地形図】 日名 ルート地図

 県道から大姥神社への舗装道路に入ると、道幅が狭くて冷や冷やする。
 ほんとに行けるのか? と思いながら、大姥神社の駐車スペースになっている看板手前の、やや広いところに自動車をとめた。

奥宮
ナツハゼ

 立派な鳥居をくぐって行くと、アカマツの木立の中に大姥神社。
 ここから登山道になる。

 少し急登。
 ハナホウキタケが群生していた。

 このあたり、鹿道が錯綜しているが、尾根を行くので問題ない。
 尾根が痩せているためか、アカマツが多い。

 トラバースから再び尾根道になると鎖場。
 ぐんぐん登っていくと、大穴の分岐。

 トラバースしていくと、えぐれた奇岩があった。
 ここは大姥神社の奥宮と思っていたが、祠のようなものはなく、この穴が越後に通じているという説明板がおいてあるだけだった。

アイシメジ
アカアザタケ

 登山道に戻って、連続する鎖場を登りきれば、あずま屋の立つ山頂だった。
 北アルプス側が伐開されていて、好展望のはずだが、この日は雲のため遠望はきかなかった。
 ここで大休止。

 ここから電波施設メンテ用と思しき林道を行く。
 轍があるので、自動車が来ているようだ。

 布川峠への道標を見るところから再び山道。

馬頭尊
山姥の滝

 登りルートと異なり、こちらはごく穏やかな雑木の道。
 きのこは少ないが、アイシメジやアカアザタケの群生を見ることができた。

 布川峠への分岐を見送ると十字路で、古い馬頭尊と石塔が立つ。
 ここは生活道だっだだということがわかる。

 山姥の滝へ方面へ下っていくと、墓地があり、ついで数戸の廃屋を見る。
 電気も届いているのだが、すでにかなり朽ちていて、見る影もない。
 街からあまりに離れているうえ、道路もよくないので、ここではちょっと暮らせない。

 山姥の滝は、18メートルほどの滝。
 水量があれば立派なんだろうが、肝心の流れが貧弱過ぎる。

 車道を下ると一軒の廃屋わきから、大姥神社へ登る分岐。
 駐車地点へはここから戻るしかない。

 道形は不鮮明で、途中で完全に消えてしまうが、祭礼用の大旗を立てるコンクリ柱が残っていて、比較的近年まで参道として使われていた道なんだろうと思われた。
 最後の登りで汗をかいたが、首尾よく駐車地点へ戻れた。