37年ぶりの笠ヶ岳

【年月日】

2022年8月16日
【同行者】 単独
【タイム】

硯川駐車場(7:46)−笠岳峠(9:05)−笠ヶ岳(9:32-10:06)
−硯川駐車場(11:38)

【地形図】 中野東部 岩菅山 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 硯川の駐車場からホテルの間を抜けて、熊の湯スキー場へ。
 また、スキー場に来てしまった。

カバイロツルタケ
ヤナギラン

 ゲレンデのわきでは、ヤナギラン・ギボウシ・ヨツバヒヨドリなどが咲いている。
 ゲレンデをしばし行って、登山道に入る。

 ここには37年前に来たことがあるのだが、当時のようすはもちろん、覚えていない。

 笠岳峠までは単調なトラバースが続く。
 ここを歩く人は多くないはずだが、ちゃんと刈り払いされていて、ありがたい。

 あまり多くはないが、きのこも少々。
 同定困難なベニタケ科の数種類、カバイロツルタケ・ムラサキヤマドリタケモドキなど。

 針葉樹が基本だが、どちらかといえば雑多な樹種がネマガリタケの中に生えている。

キアゲハ
オヤマリンドウ

 水流を三本渡ると、ゆるい登りになる。
 ときおり展望があり、長野市方面が見える。

 飽きてくるころ、自動車の音が近くなって、笠岳峠。
 ここの売店は37年前にもあったと思う。

 ここからは短いが、急登。

アサギマダラ
ムラサキヤマドリタケ

 しばらくはよいが、人の歩幅に全然合わない階段道は苦痛だった。
 この階段は以前にはなかった。
 恐ろしく急傾斜になると階段が終わり、ひと登りで山頂だった。

 露岩がゴロゴロした、好もしいところだが、以前の記憶は、もう少し草っぽかったような気がする。
 近いところでは、岩菅山・赤石山・白根山などが見え、樹木がやや邪魔だが、北信の山々も望まれた。
 ここで大休止。
 風がやや吹いていて、少し寒かった。

 帰りは来た道を戻ったが、硯川も暑いくらいだった。