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【年月日】 | 2022年7月18日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
空峠(8:31)−大沢山(9:34-10:09)−コクサギ岳(10:30) |
【地形図】 | 信濃西条 ルート地図 |
明通トンネルを出たところを右折して、ダートに入る。 バイク遊びの練習場になっているらしき空峠に自動車はなかった。
道標のようなものはないが、踏みあとははっきりしている。 ベニタケ科のきのこがところどころに出ていた。
傾斜がやや出てきて、直登するのが嫌になりかけたところで、かなり明瞭な獣道があったので、そちらを利用することにした。
本来のルートである尾根に登れば傾斜もさほどでなく、緩やかに登っていく。 見慣れない地味な花が咲いているのも見つけた。
ピークには御嶽大神と彫られた石碑。
まだ早かったので、もう一つ先のコクサギ岳まで足を伸ばした。
大沢山に引き返し、今度は尾根を下る。
下山後、安宮神社を見に行った。
ミヤコワスレが咲き残る境内に入ると、二匹の猫がニャーニャー鳴きながら寄ってきた。
お参りをしてから潜戸をくぐって、本殿まわりの石仏・石神を見に行った。
どのような信仰を背景にしているのかも、不明。
江戸時代のものではないとはいえ、時代を経ているので十分に古びていたし、3Dプリンターで作ったような魂のない石仏・石神ではなく、一体一体が個性的な表情で刻まれていた。
三峰信仰のもとで狛犬はお狗である。養蚕の敵であるネズミを食べてくれるから、狼がご眷属とされているのは理のあることである。 広神村の小平尾天満宮には、狛牛がある。牛は農作業の大切なパートナーであり、人が生きていく上で欠かせない役割を果たしていたから神の使いとされてもおかしくない。
猫はネズミやムカデを捕ってくれるが、基本的には愛玩動物であり、ご眷属とは考えられない。
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