ササ原のピーク
− 大川入山 −

【年月日】

2020年8月15日
【同行者】 単独
【タイム】

治部坂峠(6:49)−大川入山(9:28-10:05)−横岳(11:31-11:34)
−治部坂峠(12:23)

【地形図】 浪合 美濃焼山 ルート地図(マウスホイールまたは左下のズームで拡大・縮小)

 治部坂峠のバス停に着いたのは6時半で、やっぱり東北よりずっと近い。

 林道を行くと、いつしか登山道に変わる。
 花なし。
 ずっと杉や檜林。
 めざす大川入山も見えない。

 少し傾斜が出てくると、ひと頑張りで横岳。
 顕著なピークでなく、登山道の一地点にすぎないが、三角点がある。

 シラビソ林になってしばらくで、足元にチチタケの群生。
 これは、昼ラーメン用にいただいた。

チチタケ(大きな写真)
チチタケラーメン(大きな写真)

 傾斜は多少あるものの、ほとんど平坦で、しっかり整備された歩きやすい道が1時間ほども続く。
 シラビソの急なところにさしかかると、本峰への登りとなる。
 この登りは意外に長い。

頂稜(大きな写真)
東岳・赤石岳・聖岳(大きな写真)

 暑い日なんだが、越後や東北の山ほど暑く感じないのは、標高が高いせいだろうか。
 登っていくと、丈の低いスズタケ原となり、南ないし南西方向の展望が広がる。
 見えるのは愛知県境の山なので、知らない山ばかりだ。
 二十万分の一「豊橋」の地形図を持ってきたが、特筆するほど目立つ山はなかった。

 北西方向に恵那山が見えてき、傾斜がやや緩むと、山頂だった。
 人の少ない山と思っていたので、数人のハイカーがいたのは意外だった。
 ここで大休止。途中のチチタケはラーメンで消費した。

大川入山(大きな写真)
恵那山(奥のピーク)(大きな写真)

 山頂からの北側の展望はさほどでなく、雲が出ていたこともあって、中央アルプスの一部がのぞいていた程度だった。

 帰りは、来たときに見落としたチチタケを拾いながら、戻った。
 樹林のすき間から、南アルプスや大川入山などが少し見えた。