真夏の雑木林
−上松風越山周回 −

【年月日】

2019年8月18日
【同行者】 単独
【タイム】

登山口(8:17)−風越山(9:54)−展望所(10:02-10:21)−登山口(11:24)

【地形図】 上松 木曽駒ヶ岳 ルート地図

 吉野集落を過ぎて林道に入り、登山口までかなり走る。
 登山口には数台分の駐車スペースと仮設トイレがあって、すでに一台の自動車がとまっていた。

 さっそく登り始めるのだが、地形図にある通りの登りが続く。
 尾根をほぼ忠実に登っていくのだから、ラクではない。

 天気はさほど悪くないが、蒸し暑いのはこの時期・この標高の山なのだから、やむなし。
 花も少ないが、きのこもまったく出ていなかった。

ヤマジノホトトギス(大きな写真)
サワラ大木林(大きな写真)

 ヤマジノホトトギス・ヒヨドリバナなどを見ながら、我慢の登りが続く。

 Bコースの分岐からカヤトとなる。
 このカヤトはかつての放牧場あとで、風越の青嵐と呼ばれていたらしい。
 上松の地酒「風越青嵐」はそれにちなんだ名前だろう。

ヒヨドリバナ(大きな写真)
フシグロセンノウ(大きな写真)

 カヤトと言うには草がやや茂りすぎている感がないでもないが、フシグロセンノウ・コオニユリ・マツムシソウ・ウツボグサ・ギボウシなどが咲いていた。

 カヤトを過ぎると小ピーク。
 ここからはサワラとツガの樹林帯となる。
 トチの大木もあった。

コオニユリ(大きな写真)
トチ大木(大きな写真)

 山頂は展望なく、平凡なところなので、もう少し足を伸ばして、中央アルプス展望所という地点まで行って大休止にした。
 展望所と言っても、樹間から麦草岳から木曽前岳にかけての稜線が覗ける程度だ。

麦草岳・木曽前岳あたり(大きな写真)
チチタケ(大きな写真)

 帰りはBコースを下った。
 しばらくカヤトを下って、Aコースと同じような雑木林。
 ハッピャクガリとかタツマワシとか、由緒ありげな地名を記した道標が立つ。

 チチタケが見つかったので、たくさんとれるかと思いきや、一つしか出てなかった。

 下山後、東野阿弥陀堂にお参りした。
 小さいながらも、精巧なお堂だった。

東野阿弥陀堂(大きな写真)
駒の湯(大きな写真)

 まだ時間があったので、木曽町の駒の湯温泉で汗を流して帰った。