里山きのこ山行
− 戸倉山 −

【年月日】

2018年9月16日
【同行者】 単独
【タイム】

キャンプ場(8:47)−西峰(10:46)−東峰(10:57-11:41)−キャンプ場(12:58)

【地形図】 市野瀬 信濃溝口 ルート地図 きのこメモ

 天気があまりよくないせいか、キャンプ場の駐車場は空いていた。

 登山道入口は工事中だが、日曜日は工事をしていないので、道路を歩かせてほしいところだが、すぐわきに電柵のある、細い通路を通って山にとりつく。

 まずまず急なアカマツ交じりのヒノキ林を登っていくと、モリノカレバタケやアカアザタケが出ていた。
 雨が続いていたので、雑きのこが多く、期待が多少持てた。

 アカマツの下で、アミタケやコオニイグチ。
 いただくほどでもない。

 登っていくと、ヒノキはカラマツに変わり、カラマツチチタケやハナオチバタケが多い。
 カラマツ・アカマツ・雑木が混在すると、いかにも里山の雑木林らしい風情となり、ツノシメジ・カラカサタケ・ツバフウセンタケモドキ・ドクツルタケ・クロハツ・ドクベニタケ・クサウラベニタケ・タマゴタケ・サクラシメジ・ハナホウキタケ・ベニテングタケ・などが、よく出ていた。
 状態のよいタマゴタケとサクラシメジをラーメン用にもらっていった。

不動明王(大きな写真)
ブナ(大きな写真)

 登山道が大きくトラバースすると馬止の松で、まもなく五合目の道標。
 ここからハナイグチが点々と見えるが、盛りをやや過ぎていた。

 ハナイグチ・アミタケ・オウギタケ・エセオリミキ・ヘラタケ・ワタカラカサタケなどを見ながら登っていくとあずま屋のある金明水。
 水は驚くほどよく出ていた。

 ここから最後の急登で、ほどなく戸倉山の西峰。
 不動像や非核都市宣言の石碑がある。
 中央アルプス方面が伐開されているが、ガスで何も見えない。

ヤマトリカブト(大きな写真)
避難小屋

 避難小屋の前を通ってしばしで三角点峰。
 こちらは南アルプス方面が開けているが、やはり展望なし。
 ここで大休止。

 休んでいたら、ハイカーが来ては帰っていく。

 帰りはエセオリミキやアミタケを摘みながら、来た道を戻った。
 いつか天気のよい日に、沢コースを歩いてみたい。