積雪の里山
− 表参道から太郎山−

【年月日】

2015年1月12日
【同行者】 単独
【タイム】

表参道登山口(9:45)−太郎山神社(11:14-11:52)−太郎山(12:01)
−東峠(12:10)−表参道登山口(13:04)

【地形図】 坂城 真田 別所温泉 上田 ルート地図

 第一次落ち葉堆肥の切り返しが終わり、次の仕込みに入らなければならなくなった。
 落ち葉は集まっているのだが、小糠とコーランを手に入れなければならない。
 コーランは買えばいいのだが、小糠はコイン精米機でもらってこなければならない。
 ということで、信州へ精米に出かけた。

 今回は、精米機が近くにあり、アプローチのよい太郎山に出かけた。

 登山口にはこれといって駐車場がなく、路上駐車になる。
 降雪があったばかりだし、登山者もさほどいないと思っていたのだが、登山口周辺にはたくさんの自動車がとまっており、駐車スペースがなかったので、少し手前まで戻って、道路の広いところにとめた。

 登山口から圧雪状態だったので、軽アイゼンをつけた。
 石仏のようなものは見当たらなかったが、丁目を彫った石祠が要所におかれており、武甲山の丁目石柱を思い出させられた。

太郎山神社狛犬(大きな写真)
丁目石祠寄進碑(大きな写真)

 傾斜のある斜面だが、ジグザグを切っていくので、さほど急には感じない。
 周囲は荒れたアカマツ林で、見るべきものはあまりない。

 中高年のハイカーが次々に抜いていく。
 こういう山に来る人は体力があるらしい。

 鳥居や狛犬などのおかれたところもあるが、とくに説明はなし。
 黙々と高度を稼いでいくと、太郎山神社の境内に登り着く。

美ヶ原を望む(大きな写真)
雪の花咲く(大きな写真)

 よく晴れた日だが、雲が湧いては、流れていく。
 北西風が強くて、かなり寒かった。
 目の前が蓼科山や美ヶ原だが、美ヶ原は見えていたが、蓼科山は雲に隠れていた。

 風のこない神社左のあずま屋で、大休止をとった。

 山頂へは、本殿のわきを登り、少し下ってさらに登る。
 このあたりは雑木林で、風情もまずまずよかった。
 山頂の南から西が開けており、見えるはずの北アルプス方面に雲がかかっていたのは残念だった。

東峠への尾根(大きな写真)
雪の斜面(大きな写真)

 帰りは、裏参道を下ってみた。
 こちらを歩いている人はほとんどいないようで、トレースさえ部分的に消えていたが、雪を蹴散らしながら尾根の上を押し下った。

 東峠には車道が登ってきており、それが裏参道だった。
 北面にあたるため陽も射さず、薄ら寒いコースだが、要所要所に言い伝えなどを記した看板が建てられており、それなりに面白かった。

サイカチ大木(大きな写真)
山ノ神前の馬頭尊(大きな写真)

 裏登山口から林道を少し歩けば、表参道登山口だった。

 いつも立ち寄っているコイン精米所で、そこそこの小糠も手に入った。