大展望の里山
- 大林山 -

【年月日】

2007年3月10日
【同行者】 Uさん
【タイム】

トンネル入口(9:30)−八頭山分岐(10:15)−トンネル入口(10:30)
−八頭山分岐(10:55)−大林山(11:52-13:00)−トンネル入口(13:43)

【地形図】 坂城、麻績 ルート地図

 上田から麻績への四十八曲峠道路は通行止め。
 登山口は坂上トンネル入口の広場となるが、目印は何もなし。

 タラノキの群生したスギ植林地を登っていくと旧道を渡る。
 ここに登山口道標がある。

 地鳴きしながらシジュウカラが飛び交う中、山道に入る。

登山口付近にて
ウリハダカエデの樹肌(大きな写真)

 アカマツ・カラマツ・雑木の山だが、カラマツは五里ヶ峰より整然と植えられている。
 ずっとトラバース気味に行くので、傾斜も緩い。

 残雪が出てくると八頭山分岐となる鞍部。
 ここで、デジカメを持ってくるのを忘れたことに気づき、登山口まで取りに戻る。
 45分のロスタイム。

 ヤマドリの飛び立つ音に驚きながらゆるく登降していくと、岩井堂山(自在山)分岐。
 ここが大林山山頂の取りつきだが、けっこう急傾斜だ。

 登山道から西側を大きく回り込んで南側から山頂に向かう。
 斜面は数センチの積雪が残ったままだ。

山頂から冠着山を望む
北面の残雪

 山頂の北側は伐採されており、目の前の冠木山のかなたに、北アルプス全山が望まれる。
 惜しむらくは春霞のため白い山脈と青空のコントラストが足らない。

 シラカンバの木の向こうに、妙高・戸隠山塊や四阿・根子も見えている。
 南側は木が育っているが、子檀嶺岳、夫神山、美ヶ原、霧ヶ峰、蓼科山とほぼすべて見えていた。
 正月登山か何かで使った薪の切れ端や立て札が散乱していたのをのぞけば、いうことなしの山頂だった。

 帰りは北面の雪の中を山頂とりつきまでまっすぐ下った以外は、来た道を戻った。