アカマツとカラマツと
- 夫神山 -

【年月日】

2007年3月3日
【同行者】 Uさん
【タイム】

まるべりーキャンプ場先(9:17)−月波の泉(9:49)−夫神山(10:40-11:26)
−まるべりーキャンプ場先(12:06)

【地形図】 信濃西条、別所温泉 ルート地図

まるべりーキャンプ場周辺にて(大きな写真)
マンネンスギの胞子嚢穂

 まるべりーキャンプ場から先には、路上に凍った雪が残っていたので、農家レストランの少し先に車を止めた。
 周囲はほとんどアカマツ林。

 しばらく轍のある林道を行く。
 林道の土手に、ふきのとうが顔を出していた。

 やや傾斜が出てくると月波の泉。
 細いながらもしっかりした水が出ていた。

月波の泉の石祠
山頂直下の雑木林

 アカマツ以外にはときどきカラマツ林が出てくるだけで、ほぼ全山がアカマツの山だ。
 傾斜がひどく急になると、冬の里山の定番、枯れたオケラ。
 マンネンスギが胞子嚢穂を出していたが、まったくスギによく似た植物だ。

 北面から登るので、残雪もわりあい多く、すべりやすい。
 山頂まで200メートルの表示を見るあたりからイワウチワやイワナシを見るが、花はなし。

山頂から望む小檀嶺岳
山頂から望む鹿島槍

 雲は多めながら、風もなくいい日だ。
 小広い山頂からは北面の展望がよい。
 遠くは湯ノ丸山、四阿山・根子岳、妙高・高妻山群、後立山連峰。
 眼前に子檀嶺岳がそびえるが、ここから見るとプリン型ではなく変形した台形だ。

 しばし休み、下りは一気。
 キャンプ場の土手には、フクジュソウが咲いていた。
 帰りは沓掛温泉に寄って、のんびりしていった。