志賀山散策
- 志賀山から四十八池 -

 【年月日】  2003年8月25日
 【パーティ】 おおぜい
 【タイム】  タイムとらず
 【地形図】 岩菅山

四十八池から志賀山
 今回の志賀山は仕事での山歩き。
 仕事でここを歩くのは2回目だ。

 硯川のホテル街前から、前山リフトで志賀山入口へ。
 リフトの足元にも、けっこういろんな花が咲いているのだが、省エネルギーのため、やむなし。

 前山の湿原から渋池周辺にかけて、完全に秋の風情だった。
 アキノキリンソウ、ワレモコウ、イワショウブなどが咲いていた。

 きのこは意外と少なくて、はっきり同定できたのは、ヤマイグチ、オオチャワンタケ、カワリハツくらいで、名前のわからないイグチが、たくさん出ていた。

 四十八池への道を分けて志賀山への登りに入る。
 同行者は、オオシラビソが生えていたり生えていなかったりするのはなぜか、などと少しお勉強も。

 志賀山最高点には、オオシラビソ、コメツガ、キタゴヨウなどが生えていて、展望なし。
 少し先に行った三角点の方が見晴らしがよい。

 少し下って、タテヤマウツボグサの紫色に驚きながら、裏志賀山に登り返す。
 裏志賀山の山頂直下からは、コバルトブルーの大沼池が望まれて、なかなか美しい。
 ここのハクサンシャジンは、色の濃いのと薄いのがさまざまだ。

 四十八池に下ると、池塘も初秋の風情。
 ミズギク、ウメバチソウ、マルバダケブキなどが咲いていた。

 あずまやのまわりには、ダケカンバの大木が、枝を広げる。
 ここからは、平坦な道を、樹木&きのこウォッチングしながら、元に戻った。