−野反峠から往復−
前日まではまずまずの予報だったのだが、中之条に入ったあたりから見る野反湖方面には、よくない雲が立ち込めていた。
まずはコマクサ園へ。
ここを登るのはニ度目だが、この前来たのは32年前の晩秋だったので、風情はまったく異なる。
ニッコウキスゲ・ヤマブキショウマ・シライトソウ・タテヤマウツボグサなどはほぼ終わり。
これから咲きそうなのは、ウメバチソウ・マツムシソウ・イブキトラノオだが、マツムシソウとイブキトラノオの株はほとんど見なかった。
オオヤマサギソウだと思われるランが数本。
ときどき樹林に入るが、ほぼずっとササ原登り。
イカ岩の頭というピーク名は知らなかった。
1時間半ほどで山頂。 ここで大休止。
雨はときに強くなるが、おおむね問題なかった。
この前同様、富士見坂へ下山して、湖畔を歩いて戻ろうと思っていたのだが、登山道の入口からヤブっぽかった。
早く下山できたので、旧太子駅を見学した。
群馬鉄山(現在のチャツボミゴケ公園一帯)で採掘された褐鉄鉱は索道により太子まで運ばれ、ここで貨車に積んで京浜工業地帯へ運ばれたとある。
鉱山は、鉱石が出ているときには非常に景気がよく、人々が集まって、殷賑を極めるのだが、当然のことながら、地下資源は永遠でない。
山は比較的涼しかったが、やはり汗をかいた。
長英の隠れ温泉は廃業したらしく、道の駅の温泉は「営業中」というのぼりが立っていたのに、施錠されていた。
共同浴場の駐車場があまりに狭くて怖かったので、県道沿いの広い駐車場にとめて、少し歩いた。
お湯はたまご水の匂いがして、湯の花が漂っていた。
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