上信国境池めぐり
−八石山(草津)−

【年月日】

2026年7月12日
【同行者】 単独
【タイム】

穴地獄駐車場(9:25)−穴地獄(9:43)−水池(10:10)
−大池(10:35)−十字路(10:56)−大平湿原(11:19)
−八石山(11:36-12:10)−平兵衛池(12:22)−十字路(12:28)
−穴地獄駐車場(13:15)

【地形図】 上野草津 ルート地図

 かつては国道145号をえんえん走ったのだが、上信道ができていて、自分がいったいどこを走っているのかよくわからないながら、ラクになった実感はあった。
 八ッ場ダムと付属するハコモノもできていたが、ここに住む人々の暮らしはどうなったのだろう。
 草津の市街地近くまで行けば、以前のたたずまいとあまり変わっていなかった。

 志賀高原へ行くかつての有料道路から外れて、北への県道に入る。
 県道と言っても山岳道路で、あまり気は抜けない。

 チャツボミゴケ公園の標識が出てくるので、迷わずに行くことができた。
 受付で入場料を払い、穴地獄の駐車場へ。

チャツボミゴケ
チャツボミゴケ

 案内に従って、穴地獄へ。

 道ばたに赤く錆びた石がある。
 これは褐鉄鉱だろう。

 途中、湯滝を見る。
 落差6メートルほどの、二条の滝。
 オカトラノオが咲き始めていた。

 穴地獄には、木道が設置されていて、チャツボミゴケ観察路になっていた。
 細流が流れる岩の上に、エメラルド色の苔がびっしりとついている。
 なかなか壮観だった。

チャツボミゴケ
チャツボミゴケ

 一回りして、池めぐりへ。
 カラマツの植林地だが、雑木も多い。
 ハナビラタケが出てる予感がした。

 水池には水なし。ただの湿地だった。

 ほぼ平坦な道を大池へ。
 ネマガリタケの密生地だが、ヤブはなく、よく整備されている。

 ミズナラの大木もあるが、ダケカンバの若木林も目立つ。
 ミズナラの一部を残して伐採されたあとに、ダケカンバとネマガリタケが生えたのだろうか。

 大池は、静かでいいところだったが、腰かけるところがないので先へ進んだ。

大池
ムラサキフウセンタケ

 ササ密生地なのできのこは少ない。
 このムラサキフウセンタケは紫というより、ほぼ真っ黒だった。

ヒメキマダラヒカゲ
大平湿原

 美しい蝶もいなくて、クロヒカゲやヒメキマダラヒカゲなど、ジャノメチョウ科の地味なのが飛んでいた。
 平兵衛池近くの十字路にミズナラの大木が二本。
 ここから大平方面へ向かう。

クロヒカゲ
平兵衛池

 草花が咲いているかと期待していた大平湿原はシダとササの密生地で、隅の方のレンゲツツジも咲き終わっていた。
 このあたり、放送設備から白根火山の通行規制の放送が何度も流れてきた。

浅間山
高間山か

 来た道を戻り、八石山へ。
 普通ならここから登りになるところだが、八石山は明瞭なピークでなく、台地状の一地点に過ぎない。
 また、最高点らしき展望地は、三角点の位置とも異なる。

 ここで大休止。

ミズナラ
シイタケ

 南に浅間山が見える。
 南東に草津の市街地。
 その向こうに見えるのは、高間山か。
 さらにその向こうは、榛名山だろう。

ダケカンバ若木林
ハナビラタケ

 道なりに下り、平兵衛池へ。
 ここも静かなところだった。

 十字路へ戻れば、穴地獄への長い下りになる。

湯滝
褐鉄鉱

 基本的には同じような林相だが、ササの切れたところもあって、ハナビラタケがふたつ、見つかった。
 初夏には珍しいシイタケもあったが、ひとつしか見つからなかった。

温泉大滝
弁天の湯

 下山後、やや長い林道走行で、尻焼温泉へ。
 この前に来たのは1996年だったから、30年ぶりだ。

 川の中の湯船の場所はわからなくて、国道近くにできていた日帰り温泉に立ち寄った。
 汗を流すことができて、ありがたかった。