展望の峰
−浅間隠2−

【年月日】

2024年11月8日
【同行者】 単独
【タイム】

二度上峠駐車場(8:56)−浅間隠(10:19-10:59)−二度上峠駐車場(12:00)

【地形図】 浅間隠山 北軽井沢 ルート地図

 久しぶりに鼻曲山に行こうかなと思って家を出たのだが、すごい好天になったので、登山口が同じ場所にある浅間隠に転向した。
 鼻曲も展望のいい山だが、浅間隠はさらに好展望のはずだ。

浅間
鹿島槍

 二度上峠近くの駐車スペースには、早くも数台のクルマがとまっていたが、平日とあって、スペースに窮するほどではなかった。
 身支度をし、県道を少し歩いて登山口へ。

 最初は、少量の水が流れる沢の中の道。
 すぐにトラバースで、尾根に上がる。

 しばらくはカラマツ林だが、すぐに雑木林になる。
 カラマツも雑木も、ほぼ葉を落とし、初冬の風情だ。

爺ヶ岳
立山

 ササの中の傾斜のない尾根を少しで、早くも浅間隠直下。
 でもまだ、山頂はかなり高い。

 トラバースとジグザグ登り少々で、支稜に上がる。
 ここから肩までがちょっとした正念場。

 なかなか苦しい。

至仏・燧・穂尊
谷川連峰

 肩からやや下って、最後の登りだが、さっきよりは穏やかた。
 樹林越しにカッコいい山が見えるので、ついつい山を見たくなるが、ピークに行けば何もかも見えることを知ってるので、どんどん登る。

 山頂には数名のハイカーがいたが、混雑してはいなかった。
 もちろんここで大休止なのだが、ラーメンの具を忘れてきたことに気がついて、がっくりした。

 いつものドリップコーヒーと素ラーメンを食べていたら、年配の人びとがどんどん登ってきて、けっこうな賑わいになった。
 こういうのは、苦手だ。

 人びとがいなくなってから、展望を楽しむ。

 とにかく快晴で、全方向が見えてるのだからすごい。

 西はまず、浅間山。
 浅間山の右には雪山が見える。
 針ノ木・爺・鹿島槍はいいとして、その彼方に見える高い山はなんだろう。
 立山と剣しか考えられないのだが、長野盆地からは見えない立山が上信国境からは見えてるのだった。

 後立山は、爺から唐松あたりまで。

 北には、志賀高原の山・白砂山。
 根子岳も見えてるはず。

 谷川連峰は雲がかかっている上、さほどはっきりしたピークが見えない。

 至仏山・燧ヶ岳・武尊山の三山が並んでいる。
 平ヶ岳や魚沼の山も見えてるはずだが、さほどはっきりしない。

 武尊山の右には、奥白根と日光の山。

 東側間近く、赤城山と榛名山。
 南はもちろん、鼻曲山一帯。

 冨士山が見えてると言ってる人もいた。

白砂山
劔岳

 こんな日に、浅間隠に登れてほんとによかった。

 帰りは高速を使わず、一般道を帰ったが、けっこう疲れた。