太郎坊・次郎坊
− 赤岩観音から −

【年月日】

2023年2月17日
【同行者】 単独
【タイム】

千鹿谷入口付近(10:12)−MTB−上吉田小学校前(10:22-10:22)−赤岩観音(10:59)
−次郎坊(11:31-12:04)−天狗山(12:53)−千鹿谷入口付近(13:10)

【地形図】 長又 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可 青線は自転車走行)

 10日前に見つけることができなかった赤岩観音に再チャレンジした。

 千鹿谷入口付近に軽トラをとめ、自転車で女部田に向かう。
 ほとんど平坦なので助かった。

地蔵
観音堂1

 まずは虚空蔵堂にお参り。
 先日と同じ道を行く。

 大岩は今回は先日より低く巻く。
 こちらがかつての参道なので、朽ちた桟道をそっと渡ったところに、首のない地蔵が立っており、赤岩観音への道標が倒れかかっていた。
 ここから道標の示す方へ急登していくが、鹿道以外に道はない。

 しばし登ったところに、赤岩観音があった。
 崩れているのではないかと案じていたが、どうにか建っている状態だった。
 砂岩の壁が四角く彫ってあり、そのなかに本尊が安置してあった。
 ものすごい妖気が立ち込めた一角だった。

観音堂2
天狗山

 ここから岩稜帯を急登する。
 岩は比較的しっかりしているが、立木は枯れているのが多くて、緊張を強いられた。
 虚空蔵堂で投じたお賽銭が少額過ぎたのではないかと、ちょっと気になった。
 神仏にはいつでもどこでも、感謝しておくべきものだな。

 ようやく尾根までずり登ったときには、ほっとした。
 先日見た大日は、観音堂の真上にあるのだった。

 主稜線に合流して、前回とは逆方向へ。
 少し長い登りで次郎坊。
 ここまですっと暗い樹林帯だったのだが、ここは雑木林で明るく、気持ちがよい。
 ここで大休止。

 太郎坊を越えて下っていくと、いささか急な下り。
 このあたりは北側が崖で、展望がよく、上部国境や足元の上吉田がよく見えた。

 下りは長いが、おおむね明るい尾根だ。
 天狗山の手前でテレビアンテナ。
 触れないように、注意して通過。

 天狗山手前に石祠。
 天狗山にも昭和4年の石祠。

 基本的にずっと尾根通しで、駐車地近くへ下れた。