難峰の予感
− 小川雨乞山 −

【年月日】

2020年5月30日
【同行者】 単独
【タイム】

土坂トンネル(11:28)−MTB−崩壊地(11:35)
−とりつき(11:50)−雨乞山(12:08)−
崩壊地(12:50)−MTB−土坂トンネル(12:55)

【地形図】 長又 万場 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 土曜日なので、土坂峠旧道の工事は休みかと思って、トンネルに自転車をデポして、小川耕地から登り始めたが、相変わらず工事をやっていたので、トンネルまで戻って、自転車で西秩父林道に入ってみた。

 トンネルから1キロほど行ったところで道路が大きく陥没していたが、人が通るくらいの幅は残っていた。
 さらに500メートルほどの、尾根を乗っ越すところが雨乞山の取りつきだった。
 特に目印なし。

マルバウツギ(大きな写真)
雨乞山(大きな写真)

 尾根の西側から登り始める。踏みあとはないが、鹿道を拾う。
 尾根に上がると、いきなり岩の斜面。
 危険はまったくないが、ぐらぐらした岩角もあり、先日の滑落以来、岩場が怖い。

 その上からしばらくは平坦な尾根。
 地形図で岩場記号のある尾根。
 図上で垂直に近い斜面になっている尾根の直下を懸念したが、急ではあったものの、怖くて登れないほどではなかった。

 尾根から雨乞山までは問題なかった。
 ピークには、昭和5年に寄居の人が奉納した石祠がおかれていた。
 ネットでこのピークは「女形雨乞山」と記されているが、祠は小川耕地を向いており、女形は祠の裏面に面しているから、この祠は小川のために祀られたもので、「小川雨乞山」と呼ぶほうが適切である。

 ここで大休止と思っていたのだが、遠くで雷が鳴り始めたので、休まず戻った。