観音山周回
− 東南尾根から −

【年月日】

2020年4月29日
【同行者】 単独
【タイム】

31番駐車場(11:03)−MTB−林道入口(11:07)−観音山(12:37-13:04)
−地蔵寺(13:45)−31番駐車場(13:59)

【地形図】 長又 ルート地図(マウスホイールで拡大・縮小可)

 札所の駐車場から自転車で、林道入口まで下る。
 遅い時間なので、かなり暑い。

 林道わきは荒れた状態で、草花もタチツボスミレ以外には、ほとんど咲いていない。
 峠状のところから尾根に登る。
 明瞭な踏み跡はないが、ヤブはない。

フデリンドウ(大きな写真)
フモトスミレ(大きな写真)

 足元にはときおり、フデリンドウやフモトスミレが咲く。
 上部のスギ林でも、フモトスミレは多かった。

 登山道に出てしばらくで、観音山。
 風もなく、暑すぎもせず快適だ。
 ここで大休止。
 ミツバツツジはそろそろ終わりで、ヤマツツジは咲き始めだった。

 モミジガサを摘みながら下っていくと、札所で鐘を撞く音がした。
 自動車は札所下においてあるのだが、できれば人に遭遇したくないので、地蔵寺への道に入る。
 この道がはっきりしているのは少しだけで、すぐに不鮮明になる。

寛政馬頭尊(大きな写真)
大正の道標(大きな写真)

 とりあえず道型を探りながら行くと、寛政年間の銘のある馬頭尊が一体。
 地蔵寺は1970年代に設立されたごく新しいお寺だが、この道は、江戸時代以来、巡礼や生活のために使われてきた道らしい。

 降り立った地蔵寺前に、大正年間に三田川村青年修養団によって建てられた、石の道標がある。
 これは、秩父のいたる所に建てられているものと同じだが、新しい道標はすぐだめになるが、この道標は100年たった今も、しっかりしている。

 自転車をデポした林道入口にも、同じような道標がおかれていた。