林道と廃道をつないで
− 野上峠・小鳥峠・山形峠(仮) −

【年月日】

2018年3月7日
【同行者】 単独
【タイム】

野上駅(10:39)−大休止(11:37-12:04)−諏訪平バス停(12:57)
−野上駅(14:01)

【地形図】 鬼石 ルート地図

 野上駅に自動車をとめさせていただいて、国道を氷池方面へ向かう。
 小学校のわきから氷池への車道を谷へ入っていく。

 氷池はもちろん氷結しているのだが、当然ながら落ち葉がたくさん入ったままである。
 実際使うとき、これらのゴミはどうやって除去するのだろうか。

氷池(大きな写真)
かつてはここまで自動車が入ったか(大きな写真)

 その先で尾根道への分岐は直進して破線路を行く。
 水流はなく、湿地帯になっていて、ここはやはり、尾根道への新道を行ったほうが良さげだった。
 加えて破線路をミスって縦走路に出た。

 廃峠状態の野上峠を過ぎたところに広いところかあったので、大休止。
 あとで感じたのだが、野上峠は、野上から尾根上廃村を経て金沢ヘ至る交通の要路だったように思う。
 ウィークデーだが、年配のハイカーが通り過ぎていく。

 小鳥峠も廃峠状態。
 ここは鞍部でもなく、尾根上の一地点である。

 奈良沢峠で車道に出てしばらく行き、宝登山分岐を直進すると、根古屋への道標が立つ荒れ地に出る。
 金沢へは車道をそのまま行けばよいらしいが、前方に廃屋がある。
 地形図にも家屋記号や破線があるので、金沢に真っ直ぐ下るのでなく、こちらの尾根をしばらく行ってみることにした。

 崩壊の進んだお宅の前から畑跡と思しき荒れ地を行くと、もう一軒の家の前に出る。
 こちらは比較的近年まで住まわれていた感じで、現在は無住のようだが、さほど荒れてはいなかった。
 その家の裏の尾根道ははっきりしていたが、沢に降りる破線路・野上峠への道、金沢へのトラバース道は見つからなかった。

出牛峠道の道標(大きな写真)
ツグミ(大きな写真)

 尾根にはシイタケ道らしき道が続いていたが、金沢に降りたいので、薄い踏みあとを沢へ下った。
 山畑あとらしきところを下れば、沢道ははっきりしていた。

 県道に出る直前に元の林道からの道に合流。
 野上へは、山県集落からの破線路を予定していたので、諏訪平バス停から地形図通りのシイタケ道を行く。
 これは楽勝かと思いきや、峠と思しき地点から長瀞町側は産廃処分場のような荒れ地になっていた。

 野上駅近くでは、畑でツグミが遊んでいた。