児玉町から長瀞北岸へ
− 吹通山・榎峠 −
【年月日】 |
2018年2月14日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
百体観音堂駐車場(10:25)−吹通山(11:29-12:00)−榎峠(12:53)
−百体観音堂駐車場(13:47)
|
【地形図】 |
寄居 鬼石 藤岡 本庄 ルート地図
|
百体観音堂の駐車場から石神神社の方へ歩いていったのだが、すぐに尾根にとりついたほうが楽だったかもしれない。
尾根へとりつくきっかけが見当たらないので、しばらく行ったところから支尾根に上がったが、けっこう疲れた。
尾根上には道なし。
しかし、雑木林がいい感じではある。
間瀬湖から吹通山へ登ってくる破線路は存在しないようだった。
移動性高気圧の日で風がなく、樹林越しに浅間山や草津周辺から谷川連峰あたりまでが望めるのだが、展望は開けない。
吹通山直下の鉄塔がどうかと思って少し下ってみたが、あまり期待できそうになかったので、ピークで大休止にした。
吹通山から急降下し、鞍部からやや登り返すと西上武幹線160号鉄塔。
ここからはっきりした道になる。
ようやく展望が開けるが、浅間山は低山に隠れてしまい、御荷鉾から稲含山あたりが見えた。
西上武幹線と新岡部線の交差点から少し登れば林道で、やや急登すれば尾根上に出る。
ここは陣見山から下ってきたときに通ったところだ。
榎峠まではやや細い別の林道を出たり入ったりしながら進む。
榎峠からの下りだが、地形図の破線路に道はないように見えた。
破線路の少し東の尾根に踏み跡があったので入ってみたが、峠道はそのもう一つ西の尾根である。
ヤブを西に向かうと、荷車が通れるほど立派な切り通しの道に出た。
これが榎峠道だということは疑いないから、峠道の入口は榎峠の道標の立つ鞍部に違いない。
峠道はおおむね尾根を行く。
新岡部線45号鉄塔の先には46号鉄塔への道標が多数出てくるが、46号鉄塔に行ってはいけないので、尾根道を下る。
岩のあるところは、発破で崩して道を作ったようだから、少なくとも近代以降は人通りの多い道だったのだろう。
馬頭尊の石塔が二基おかれたところから尾根を外れて下っていく。
人里が近いのに、山道はイノシシ用通路と化していた。
車道に出るところには、風化しそうな馬頭尊像。
ここが榎峠道の入口なのだろう。
百体観音堂はすぐだった。
ちょうど見ごろのロウバイが青空に映えていた。
|