里山ワンデリング
− 柴原峠(仮)周回 −

【年月日】

2018年1月31日
【同行者】 単独
【タイム】

夕霧橋(11:58)−柴原峠(仮)(12:28)−柴原峠西展望地(12:40-13:11)
−83号鉄塔分岐(14:00)−作業道分岐(14:36)−林道(14:47)
−夕霧橋(15:08)

【地形図】 皆野 三峰 秩父 ルート地図

 柴原鉱泉より奥には雪がまだ残っていそうだったので、県道の広くなったところに軽トラをとめて、歩き始めた。
 この谷は南北に長いので、積雪はさほど多くはなかったものの、残っていた。

 この日は、ずいぶんルートミスした。
 原因は、地形図をしっかり頭に入れないで、勘に頼って歩くからだ。
 それじゃいけないという基本を改めて認識させられた。

 柴原峠(仮)への登りに入る前に、作業道のついている北東への沢に入りかけた。
 仏岩へ突き上げる沢だが、作業道はすぐに消える。

展望地から矢岳(大きな写真)
イノシシの足跡(大きな写真)

 真北への沢(水流なし)に沿って、柴原峠(仮)への道が残っていた。
 こちらは般若側より谷が広いので、歩きやすい。
 ひと登りして、展望地で大休止。

 降雪があったため、盆地をめぐる里山も冠雪していた。
 次の低気圧が来る直前だったので、風もなく、暖かかった。
 矢岳が立派に見えていた。

 先日登った尾根をのんびり登る。
 一帯は鹿の楽園で、尾根のすぐ横を鹿が走る。

 644ピークへは登らず、左からの巻き道を行った。
 ここで二度目のルートミス。
 縦走路は南西へ下るはずだが、南東への尾根に乗ってしまった。

 縦走路に出れば、さすがによく踏まれているので、なんの問題もないかと思いきや、そうでもなかった。
 620圏ピークはいつも尾根を行くのだが、この日は西側を巻いた。
 83号鉄塔に行く道なので、巻き道ははっきりしていた。

 ここでたぶん、83号鉄塔に行く道を縦走路と勘違いした。
 すると自動的に、縦走路を620圏ピークの巻き道と勘違いすることになる。
 この日は、620圏ピークの巻き道を行くのが目的の一つだったから、さして疑わずに、東に向かうつもりで南下していたのだった。
 バカに歩きやすい道だと思って少し行くが、ここは10日前に通ったばかりである。

 戻って、620圏ピークの巻き道に入り、しばらく行くと道が消えた。
 特に怪しむことでもないので、そのまま下りかけたが、北東に向かうべき尾根が南東に向かっている。
 この日四度目のルートミスだった。
 結果を言えば、この巻き道は巻ききらずに消えてしまうようだ。

 尾根にあがり、北東に向かう。
 いざとなれば、北の谷に押し下れば破線路があるだろうと思われたので多少、気楽ではある。
 目印のたぐいはなく、あまり歩かれていない尾根らしい。

 しばらく行った鞍部に、尾根を越える道があった。
 その先の尾根に道らしきものはなかったので、ここから下ることにした。

 北側は雪が多いので、まずは南側に下ってみたが、すぐに道が消えたので、思い直して北に下る。
 道形はやや不鮮明ながら、イノシシの足跡もついていたので、トレースにさほど苦労せずに林道へ下り着くことができた。

 ミスしまくりながら、この山域の面白さも感じることができた半日だった。