一ツ石山から城峰山

【年月日】

2015年3月15日
【同行者】 単独
【タイム】

男衾登山口(11:23)−堂の尾根(11:36)−一ツ石山(12:22-12:25)
−城峰山(12:44)−男衾登山口(13:01)

【地形図】 皆野 鬼石 万場 長又 ルート地図

 じゃがいもの植えつけをすませてから出かけたので、ずいぶん出遅れた。
 その上、登山口を見つけるのに、いくらか右往左往した。
 下調べが不十分だったせいなのだが、男衾登山口手前の駐車スペースから歩き始めた。

半納から沢戸を望む(大きな写真)
石垣もある道(大きな写真)

 男衾口から少し進んでトラバースで半納に行く道がもっともよかったと思うが、この道が健在かどうかわからなかったので、車道を戻って半納へ向かった。

 半納も沢戸も、天空に浮かぶ集落である。
 半納からは沢戸がよく見えるのだが、すごいところに位置することがよくわかる。

 堂の尾根の火の見は、以前と同じところに新しいものが建っていた。
 ここから集落を抜けてトラバースする道を行く。
 地形図に記載のある破線路はたぶん、存在しない。

 しっかりした道を行くと、廃屋があり、未舗装ながらガードレールのついた林道を渡る。
 山道はここから尾根に向かってジグザグに登っていく。
 さほど急でもないのだろうが、息が切れた。

949ピーク付近から太田部・塚山を望む(大きな写真)
芽吹き未だき雑木林(大きな写真)

 尾根に登りついたところでひと息入れ、さらに尾根上を登る。
 一ツ石山直下と思しきところにNHKの共聴アンテナがあり、踏みあとはそこで途切れていた。
 この道は、共聴アンテナの管理道だったようだ。

 少しの急登で一ツ石山。
 山名板もなく、南北に細長いスギと雑木のピークだ。
 雑木越しに城峰山が望まれた。

 ピークの北端で右折して、東へ下っていく。
 鞍部から次のピークへは、ひどい急登だ。
 道がないので、直登していくからすぐにピークだが、このあたりはツツジ類やリョウブの生えたヤセ尾根だ。
 木々の間から太田部の村が望まれる。

城峰神社奥宮(大きな写真)
この日のラーメン

 さらに一旦下って、岩の間を縫うように登って行くと、城峰神社奥宮のあるピーク。
 ここからはしっかりした踏みあとをたどる。

 すぐに石祠のある天狗岩で、好展望。
 この日は空気が霞んでいて、展望はさほどよくなかった。

城峰神社の福寿草(大きな写真)
城峰神社拝殿(大きな写真)

 山頂の電波塔が近づいてきて、雑木の中を緩やかに登って行くと、久しぶりの城峰山に着いた。
 ここで大休止。

 残雪はほとんどなく、風も吹いていなかったが、じっとしていると寒いので、合羽を着た。
 食事をすませたあと、神社の方に下る。

 境内にはかつて福寿草やアズマイチゲが咲いていたのだが、福寿草が一株咲いていただけだった。
 つまらないので、そのまま下山にかかる。

 男衾登山口まではすぐだった。