釜ノ沢五峰周回

【年月日】

2013年12月30日
【同行者】 単独
【タイム】

三十二番駐車場(11:44)−長若山荘(11:59)−56号鉄塔(12:24)
−565ピーク(13:02-13:33)−長若山荘(14:28)−三十二番駐車場(14:42)

【地形図】 皆野 三峰 秩父 ルート地図

 2013年締めくくりの山歩きは、近所の里山にした。
 自動車をとめるスペースが登山口近くにないので、札所三十二番の大駐車場に車をとめて、登山口へ向かう。

 まずは駐車場近くにある聖天社にお参り。
 小さいながらも、寛政年間に建築された由緒あるお宮だ。

聖天社(大きな写真)
亀ヶ岳を望む(大きな写真)

 若いころ何度もお世話になった長若山荘のわきから、山に入る。

 釜ノ沢の左岸に取りつくと、意外に急登だが、すぐに尾根の上に上がることができる。
 雨乞い洞穴をちょっと覗いて、鉄塔方向へ登って行くと、樹間から亀ヶ岳の奇観がのぞく。

 鉄塔から先の尾根に、かつて踏みあとはなかったが、ピンクテープの目印とともに、薄い踏みあとができていた。
 さらに登って行くと、雑木林を大々的に伐採してあった。
 ここは少し前まで、樹林帯だったところだ。

 ピークには、図根三角点という札が立っており、両神山から毘沙門山、城峯山にかけての展望が広がっていた。
 どうも、役場でこの三角点を設置するのに、このピーク一帯を伐採したものらしい。

 展望が得られるようになってよかったと思う反面、切り捨てられたコナラがもったいなく思った。

図根三角点から二子山・毘沙門山(大きな写真)
同じく一ツ石山(大きな写真)

 そこから少し登り、釜ノ沢五峰の縦走路に出たところで大休止。

 釜ノ沢五峰は、全行程でも1時間とかからない、小さな尾根だ。
 この山特有の、礫を交えた岩峰を越えていく。

ツガとシジュウカラ
柿とヒヨドリ(大きな写真)

 ときおり、カラ類の群れと遭遇したが、うまい写真は撮れなかった。
 道路に出たところで、熟した柿を食べているヒヨドリを見つけた。