西上州の山に行こうと思ったのだが、自動車に積んだ自転車からシューシューと異音がして、空気が抜けてしまったため、行き先を変更し、7年前に、ヤブに阻まれて引き返した塚山に出かけた。
土坂トンネル北の駐車スペースから土坂峠へ登る旧峠道があったはずだが、新しい(とはいえすでに廃道化しつつある)作業道ができたために、峠道下部は消滅していたが、どうにか、途中から旧道を見つけることができた。 土坂峠が原型をほぼ保っていたのは、幸いだった。
峠から最初はけっこうな登り。
正しいルートに戻り、北へ下って行くと、上ノ峠という鞍部に着く。
ここからは杉林の中を、978メートルピークへ急登する。
前回来たときには、ここから御荷鉾連山の展望が開けたのだが、樹木が育って、展望皆無。 問題はここからだ。
よく見ると、塚山へ向かう尾根の上が伐開されており、電柱が立っている。 樹林越しに塚山の見えるここで大休止。
その先は、雑木・ヒノキ・カラマツの中を尾根通し登っていくだけだった。
三角点周辺を少し歩いてみたが、古墳は見あたらなかったので、もと来た道を戻る。
土坂峠からは、西へと下るしっかりした踏跡を下ってみた。
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