里山に春が来た
- 破風山 -
【年月日】 |
2007年3月24日 |
【同行者】 |
Uさん |
【タイム】 |
椋宮橋(10:20)−登山口(10:52)−前原山(11:24)
−皆野高校分岐(12:00)−男体拝(12:40)
−破風山(13:40-13:55)−椋宮橋(15:25)
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【地形図】 |
鬼石、皆野 ルート地図
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このコースは、どなたが整備されているのだろうか。
要所に手作りの道標が立てられており、山頂直下のあずまやには、コースガイドの印刷物などもおかれていた。
これはぜひ、歩いてみなければならない。
自動車を椋宮橋近くの路側にとめて、大淵まで車道を歩く。
この時期は、人家の庭に咲く花を眺めながら歩くのも、楽しい。
登山口は少しわかりにくく、迷ってしまったが、地元の方に教わって、ちょっとした祠が3基並んでいるところから登り始め。
尾根の突端にとりつくのだが、なかなかの急登。
足元には、セントウソウが可愛らしい。
オクノカンスゲもたくさん咲いていた
| シジュウカラの群がいた
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尾根まで上がれば、あとは比較的ゆるく登降する。
オクノカンスゲがトウを立て、シュンランも咲き始めている。
登り着いたピークは前原山。
さらに植林帯を進むと、皆野高校へ下る分岐。
このあたりにはシジュウカラの群がまだ芽の出ない小枝にとまって騒いでいた。
このコースは思ったより長く、破風山のピークがずいぶん遠くに見えている。
男体拝という道標のあるピークは北の方が開けているが靄のため男体山は見えない。
意外に近く風戸の集落が見えてくると、風戸コースの分岐。
セントウソウやナガバノスミレサイシンがたくさん咲いていた。
猿岩の下を過ぎると前方に子どもの騒ぐ声が聞こえた。
あずまやでは、遠くから来た子どもたちの一団が、にぎやかに休んでいた。
山頂はあずまやから一投足。
ミヤマウグイスカグラ
| ジュウニヒトエ一番花
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武甲山は見えなかったが、大田田んぼあたりまではよく見えていた。
風もなく静かな山頂だったが、さっきの子どもたちが登ってきたので、下ることにした。
下山は、西に少し下って南に下っていく。
破風山の最も美しいのは、このあたりだ。
春の花はまだ、さほど咲いてはいないが、ミヤマウグイスカグラ、ジュウニヒトエ、ジシバリ、タチツボスミレなどが咲き、ヤブレガサがいっせいに芽吹いていた。
羊が2頭いる小さな牧場のわきを通ると、桜ヶ谷の集落。
家のまわりにもいるガビチョウらしき鳥が低く飛び回っていた。
車道に出るまでの家々の庭の花も、次々に咲き始めていた。
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