草紅葉の風吹大池
− 北野口から −

【年月日】

2022年9月30日
【同行者】 単独
【タイム】

北野登山口(8:52)−風吹山荘(10:55)−小敷池(11:47-12:15)
−風吹岳(12:37-12:47)−風吹山荘(13:11-13:18)−北野登山口(14:51)

【地形図】 雨中、白馬岳 ルート地図

 北野登山口への道はすこぶるわかりにくい上、道幅が狭く、もし対向車が来たらお手上げだった。
 かなり走って、ようやく登山口。

 駐車場の近くではボーリング作業が行われていて、大きな音がしていた。

ブナハリタケ
ブナ

 しばし平坦な道を行き、急斜面にとりつく。
 ジグザグに登っていくので、さほど大変ではない。

 ひと登りで、東側が開ける。
 雨飾山、妙高焼山・火打山、戸隠山がはっきり見えて、すごい。

 平坦な尾根になるとブナ林。
 大きなブナが続いていて、気分がよい。
 ブナハリタケも出ていた。

ダケカンバ
焼山・火打山

 ブナに絡んだツタウルシが鮮やかに紅葉していた。
 ダケカンバの大木もいくつか見られた。

 次の登りになると、やや苦しくなる。
 ブナに代わって、オオシラビソ林となり、ネズコやコメツガの大木が出てくる。

雨飾山
戸隠

 樹間から風吹大池が見えてくると下りになり、風吹山荘の前に出た。
 小屋番の方から、風吹天狗原の草紅葉が見ごろだと教わり、休まず天狗原へ。

 天気がよいので、枯れた広い湿原は、絶景だった。
 しばし湿原を行くと、蓮華温泉の分岐。
 ここには道標なし。

風吹大池1
草紅葉1

 右折して周回路に入る。
 樹林帯に入って回り込むと、足元の風吹大池が美しい。

 神ノ田圃への分岐を見送り、しばしで小敷池。
 ここで大休止にした。

草紅葉2
草紅葉3

 風吹岳は展望がありそうになかったが、とりあえず登ってみた。
 途中、ネズコの大木あり。

 ピークにはあずま屋があり、戸隠がよく見えたが、腰を下ろす場所はなかった。
 ここで、下界から電話が入った。携帯電話は、これがあるから困る。

風吹大池2
小敷池

 風吹山荘で小屋番さんと雑談したのち、下山にかかる。
 この日は一日、快晴だった。

ネズコ
コメツガ

 登山口からは、来た道と別の道を走ったが、やはり冷や冷やもので、対向車に会わなかったのはほんとに幸運だった。