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【年月日】 | 2007年8月8日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
新中ノ湯登山口(6:50)−下堀出合(8:07)−焼岳(9:07) |
【地形図】 | 焼岳 ルート地図 |
旧登山口から登れば周回コースがとれるので具合がよいのだが、駐車スペースがない。
登りだしはブナ林。
ブナ林はすぐに終わって、オオシラビソとコメツガの森。
ネマガリタケが多いので、きのこはほとんどなし。
タケシマランのいい状態の実を見ることはできたが、花はほとんどなし。
旧道と出合うとダケカンバの疎林からガレ場のふちに出て、周囲が明るくなる。
足元にオトギリソウが多くなってくると、森林限界を出て、展望が開ける。
前方には、焼岳南峰と北峰の双耳峰がそびえる。
見上げるような急登だが、実際にはさほどでもない。
登っていくと、ホソバノキソチドリ、アカモノ、ヤマハハコ、ネバノノギランなどもちらほら咲いていた。
鞍部まで登ると、眼下に火口湖。 北峰へ急登する道脇の噴気口からはシューッという音と共に、噴気が盛大に吹き出していた。
さえぎるもののない山頂だが、下界は雲海、穂高・槍の上部はガスっていた。
登山者がにぎやかだったので、休まずに下山にかかる。
クロヒカゲとヒメキマダラヒカゲはたくさんいるのだが、警戒心が強くて、うまく写すのはなかなかむずかしかった。
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