富士の展望台
- 霜山 -

【年月日】

2025年6月6日
【同行者】 単独
【タイム】

下吉田駅(8:11)−御殿(9:32-10:04)−霜山(10:08)
−富士見台(12:13-12:23)−河口湖駅(12:46)

【地形図】 富士吉田 河口湖 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 新倉浅間神社への道標が駅前から要所につけられているので、とても助かった。
 赤い忠霊塔には、中国人や欧米系の外国人が集まっていて、みんな写真を撮っていた。
 この人々は、写真撮り病にかかってるのかもしれない。

 お参りをすませ、ドウダンツツジのヤブを登っていく。

 ヤブを抜けると、首のまわりが猛烈にかゆくなった。
 毛虫か何かにやられたか、よからぬ植物にかぶれたのだろう。

新倉浅間神社
富士

 まわりはずっとアカマツ林。
 灌木が生えており、枯れ木も多いので、荒れた感じがする。
 だめな山というわけではないが、マツタケは出ないだろう。

 傾斜が緩むと新倉山だが、展望もなく腰を下ろすところもないので、スルー。
 もう少し先、御殿というピークまで行って大休止にした。

 南側が切り開かれていて、富士がよく見える。
 目の下は富士吉田で、中央道が走っている。
 杓子山方向もよく見えていた。

アオテンナンショウ
マツオウジ

 霜山への、最後の登りはけっこうきつかったが、ヤマツツジが満開で美しかった。
 霜山のピークからも富士。
 ここからは、ヤマツツジ越しの富士だった。

 霜山から天上山方向へは、重機で整地した道になり、歩きやすく、歩程がはかどる。
 下っていくと、雑木が多くなる。
 ナラ枯れは終わっていて、枯れたコナラが点在していた。

 草花はほとんどなく、ササバギンランの花殻とアオテンナンショウがあるくらいだった。
 アオテンナンショウもおおむね、花殻状態だった。

 疲れてしまったので、天上山はパスして巻き道を行く。
 ロープウェー乗り場付近の遊園地はごった返していた。
 みたところ、中国人7割、欧米系2割、インド系と日本人合わせて1割くらいだった。

 住宅地に出るところでちょっとミスったが、こちらも道標完備で外国人で賑わう河口湖駅まで、すぐだった。

 帰りに八王子で途中下車し、富士美術館に寄り道して、岩合光昭さんの猫写真展をみてきた。
 猫に対するリスペクトが痛いほど伝わってくる写真の数々に共感した。