冬枯れの里山
- 高川山から大岩山 -
【年月日】 |
2006年12月23日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
初狩側駐車スペース(10:32)−高川山(11:20-11:30)−羽根子山
(11:55)−神馬沢ノ頭(12:05)−峠(12:59)−大岩山(12:42)
屏風岩(12:56)−初狩側駐車スペース(13:47)
|
【地形図】 |
大月、都留 ルート地図
|
登山口手前にあった馬頭尊
| コウヤボウキ花殻
|
故あってこの日は、軽トラックで出かけてきたのだが、初狩登山口へのアプローチを考えると正解だった。
初狩駅のすぐ東をくぐるガードは車一台分の幅しかない上、クランク状に二度、曲がらねばならない。
その先の道路幅も狭く、駐車スペース手前は轍の掘られたダートだ。
最初はスギ林。
間伐したばかりで、新しい倒木がうち捨てられている。
大きなアカマツやカラマツも伐ってあった。
中には、1本で1ヶ月分の燃料になりそうな大木もあって、じつにもったいなく感じる。
植林地を抜けると雑木林。
コナラが中心だが、カエデ類やシデなど、さまざまな樹木が混じっている。
採石場から降りてくるダンプの音がうるさい。
ミヤコザサが出てくると山頂直下。
少しの急登で大賑わいのピークだった。
富士山、三ツ峠、間ノ岳、鶴ヶ鳥屋山〜本社ヶ丸、滝子山〜湯ノ沢峠〜黒岳〜雁ヶ腹摺山、笹子雁ヶ腹摺山あたりがよく見えていた。
それにしてもひどい混雑で、山を見てると人に押されるほどだった。
閉口してすぐに来た道を戻る。
山頂へのとりつきから今度は、南への尾根を行く。
女坂分岐を過ぎるともう、人の気配はほとんどなくなり、静かなヤブ山となった。
コウヤボウキやオケラの花殻がそこここに残る道を登降し、沢の高巻きのような急登を一気に登ったところは羽根子山。
一度下って登り返すと神馬沢ノ頭。
ここからしばらくは下りが続いて、アカマツの多い、ちょっと荒れた感じの道。
峠に道が残っているが、通る人はいそうにない。
オケラの花殻
| 屏風岩から鶴ヶ鳥屋山を望む
|
さらに急登すると大岩山。
ピークから少し下ったところの展望がよく、目の下は3週間前に鶴ヶ鳥屋山にとりついた登山口だ。
こちらから望む鶴ヶ鳥屋山は鋭角的で、とても立派だ。
さらに北へいったん下って登り返したところが屏風岩。
地形図にはほとんど記載されていないが、なかなか豪壮な岩場だ。
展望的には大岩と同じ。
ここから736メートル三角点を経て初狩駅まで、ちゃんとした登山道がつけられていた。
|