−丸川峠から柳沢峠−
柳沢峠からMTBで裂石までダウンヒル。
丸川峠に行く登山道は、二万五千図(昭和60年修正)とぜんぜん違っているので、大幅にタイムロス。 旧ルート入口は民宿の犬小屋になっていたが、車道を少し行ったところにある新ルートの入口は、駐車スペースまである立派なものだった。
ミソギ沢に沿う広い登山道をしばらく行く。
尾根へのとりつきは、新地形図より少し手前。 きのこの種類はまずまず多くて、ドクベニタケ、アミハナイグチ、アキヤマタケ、アカヤマドリ、キイボカサタケ、イッポンシメジ、カラマツアミハナイグチ、ムラサキアブラシメジモドキ、ツエタケ、シロヌメリイグチ、カバイロツルタケ、ドクツルタケ、ウスヒラタケ、ニオイワチチタケ、キイロイグチ、イタチタケ、キミアシイグチ、ヒイロガサ、チシオタケなどがあちこちに出ていた。 途中何本か、ブナ、ダケカンバ、ツガの大木を見る。
丸川峠が近づくと、道ばたにコウシュウヒゴタイが2輪。
傾斜がなくなると、小広い草原の丸川峠。
人通りはほとんどなく、静かなところだ。
大菩薩方面と泉水谷方面への道を分け、柳沢峠への道に入ると、東京都の水源林。
サンコタケ、タヌキノチャブクロ、ホテイシメジ、ハナイグチ、クサハツ、ベニテングタケ、カワリハツなどが出ていた。
寺尾峠は泉水谷方面への分岐。 天庭峠には分岐らしきものはなし。
このあたり、板状の石が登山道に散乱していて、まるでわざわざ敷いたようだ。 オオウスムラサキフウセンタケ、ベニヤマタケ、オオキヌハダトマヤタケなど、奥山のきのこがちらほら見える。
六本木峠が近づくとヒノキ林や広葉樹林。 柳沢峠に戻るとひどい照りで、9月とは思えない暑さだった。 帰りに大菩薩の湯で汗を流したが、大菩薩一帯の山の形成過程がくわしく書かれたパンフレットが置いてあってとても勉強になった。
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