巨杉の境内
-鷲子山-
【年月日】 |
2025年8月31日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
登山口(8:39)−鷲子山上神社(9:15)−鷲子山(9:25-9:59)
−登山口(10:39)
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【地形図】 |
馬頭 ルート地図
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微妙な位置なのだが、ナビに従って矢板インターからアプローチした。
国道から山上神社への道は、狭くて対向車が来たらアウトなのだが、ところどころに退避スペースがある。
登山道入口に自動車をとめて歩き出す。
こちらが馬頭町側の表参道らしい、
入口に太鼓橋がかかっていて、橋建設の記念碑がある。
石仏と石の神像も祀られていた。
ずっと植林地が続いて、見るものはあまりない。
まもなく神社の駐車場に登りつく。
ここから少し車道歩き。
浅間神社の案内道標があったので立ち寄ったが、こちらも小さな祠があるだけだった。
境内は、食べ物屋さんなども開いていて、そこそこ賑わっていた。
りっぱな随神門なのだが、門前に色とりどりの風鈴が無数にぶら下がっていて、けばけばしかった。
これはサービスなんだろうけど、神域としてはいかがかと思う。
石段を登って拝殿へ。
鮮やかに塗られた拝殿から東に降りていくと、最高点に続く道。
なにもないが、スギ林の中で大休止。
戻る途中で、大カヤに寄り道。
北限のカヤとあるが、むかし植えられたのではなかろうか。
社務所でご朱印をいただいたのち、車道を通ってもとの登山口に戻った。
下山後、ちょっと遠いが、内原訓練所の資料館へ。
基本的に義勇軍を顕彰する施設だからやむを得ないのかもしれないが、未墾の沃地を開拓したというストーリーになっている。
参考図書も揃えられていたが、義勇軍のイイところを称える本しか置いてなかった。
しかし、義勇軍の全体がわかる展示ではあった。
資料館近くの訓練所記念碑も見に行った。
旧訓練生によって建てられたと思われる。
加藤完治が戦犯に問われなかったのは、なぜだろう。
占領軍はおそらく、農本主義が理解できなかったのではなかろうか。
農本主義は、国粋主義と親和性が強い。
ナショナリズムの内実は、右から左まで、きわめて多様である。
農本主義ナショナリズムは、けっこう厄介だと感じる。
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