- おかめ山 -
地割への県道が通行止めだったので、林道から迂回。
四区集落センターの入口に、中島藤右衛門翁墓という石柱があった。
この前奥久慈に来たときには、中島藤右衛門を神として祀る蒟蒻神社に行ったのだった。
地割集落の中ほどに、藤右衛門の生家があった。
屋敷には、一反歩ほどもあろうかと思われる広い庭畑がきれいに耕されていた。
中島家はこんにゃく粉製造法を発明して成功するまでは、山間のこの地で草分け百姓として勢力を持っていたのだろう。
北への枝道に入ると、女性が草むしりをしていたので、立ち話少々。
その先の真竹の林から山に入る。
杉も植えられているが、おおむね感じのよい雑木林。
登降しばしでおかめ岩。
ここからは火山角礫岩の尾根を行く。
来た道を戻り、地割への下山道を見送って、地割へ。
低山だけに、登り下りはそこそこ激しい。
地割は数ヶ所あり、もっとも顕著なのはブリッジ状の鞍部の下が裂けてトンネルになっているところだった。
地割からさらに南下して、西金砂神社の鳥居。
山頂に立つ神社は、やはり好展望。
下山は、鳥居のところから広い道を下る。
地割への林道まではすぐだった。
国道へ出る途中に、ヤブ沢のミツマタの看板があったので、立ち寄り。
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