市民の憩いの里山
- 宝篋山 -

【年月日】

2023年1月9日
【同行者】 単独
【タイム】

市営駐車場(9:45)−延寿院(9:50)−不動堂(10:03)
−要害展望所(10:21-11:01)−富岡山(11:12)−宝篋山(12:09)
−極楽寺跡分岐(12:20-12:37)−市営駐車場(13:41)

【地形図】 筑波、柿岡 上郷 日立藤沢 ルート地図

 時間が時間だったので、市営駐車場はすでにけっこうふさがっていた。
 いざ出かけようとしたら、カメラのバッテリーを入れ忘れてきたのに気づいて、テンションが下がる。
 やむなくこの日は、スマホで撮影。

延寿院
不動像

 八幡神社の方へ歩いていくと、すぐに延寿院。
 渋いお堂だ。

 さらに行くと、不動堂の分岐。
 ここは不動堂へ。

 拝殿のようなお堂があって、その奥の岩壁に不動像が彫られているらしい。
 不動像にはスダレがかけてあって、拝むことはできなかった。
 お堂の前に不動像。

 ここからもとに戻るのは面倒なので、ヤブを抜けて登山道へ。
 要害展望所まで行って、大休止。

 風もなく、じつな穏やかな陽だまりだった。

筑波山
八坂神社

 少し戻って、富岡山から山頂をめざす。

 地形図に記載のない分岐が多数。
 分岐が多いと、また来たくなるではないか。

 自然度はわりあい高くて、植林がさほど多くなくて、山桜やコナラの大木もある。
 登山道は広く、とても歩きやすい。

 はっきりした尾根にあがると、傾斜がやや出てきて、樹間から北西方向が見えてくる。
 山頂にはベンチがたくさん置かれていて、おおぜいが憩っていた。

 筑波山はすぐ近くかと思いきや、けっこう遠くに見えた。
 空いたベンチがなかったので、すぐに下山にかかり、極楽寺跡コースと尖浅間山コースの分岐にあったベンチまで下って小休止にした。

 こちらのコースは植林がやや多め。
 沢沿いを下るので、暑い時期にも歩けそうだ。

 極楽寺は、この地の在地武士だった八田知家にゆかりの寺で、忍性が一時、拠点としたらしく、山頂の一角に忍性の銅像が立っている。
 現在は廃寺。

 小田登山口近くのテントでカリフラワーを買って、駐車場に戻った。

間宮林蔵生家
間宮林蔵墓

 下山後、旧伊奈町まで走って、間宮林蔵記念館を見学した。

 展示棟前には、林蔵生家が移築されていた。
 あたりは広大な麦畑で、たいへん豊かな土地だと思われるが、家は大きくなく、このあたりでは中農以下だっただろう。

 スーパーウォーカーの一生がわかりやすく展示されていて、いい施設だった。

 近くの専称寺の林蔵墓にもお参りした。  林蔵の墓はとても小さなもので、志賀重昂が建てたというバカでかい記念碑の裏にひっそりと建っていた。