残雪の葡萄山塊
- 新保岳 -

【年月日】

2020年4月12日
【同行者】 単独
【タイム】

登山口(9:21)-新保岳(10:42-11:07)-登山口(12:03)

【地形図】 葡萄 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 頑張って日本海東北道まで走ったのだが、途中に「非常事態の県から来た人は不要不急の外出をやめてください」という看板がたくさん立っていて、いい感じはしなかった。

以東岳(大きな写真)
月山(大きな写真)

 都会では、夜の街を歩いている人に警官の方が用向きを尋ねたりしているらしい。
 熊谷ナンバーの自動車なので、パトカーのお巡りさんから「なんの用事でここを走っているんですか」と聞かれそうな雰囲気さえ感じた。

 地形図にある登山口は廃止になっており、新登山口はそこよりずっと奥だった。
 現在地を確認すると、実歩行距離は微々たるものなのだった。

粟島(大きな写真)
摩耶山(大きな写真)

 登山口周辺にすでに雪はなく、イワウチワが満開だった。
 イワウチワを見ながらしばし登ると、展望台。
 さほど広く見えるわけではないが、月山と摩耶山が見えた。
 鳥海山は見えなかった。

鷲ヶ巣山(大きな写真)
ブナ(大きな写真)

 傾斜が緩んで、残雪のブナ林となる。
 雪とブナ林を見たかったので、イメージしていたとおりの山行となった。
 規模は大きくないが、いいブナ林で、アカゲラがさかんに飛び回っていた。
 ギフチョウも飛んでいたが、なかなかとまってくれず、撮影はできなかった。

ブナ(大きな写真)
イワウチワ(大きな写真)

 最後はちょっと急なところをひと登りで、山頂。
 先客が一人。

ブナ(大きな写真)
たらッペ(大きな写真)

 開けているのは佐渡方面と月山方面だけだが、樹林の隙間から粟島が見えた。
 月山には雲がかかっていて、見栄えは今ひとつだった。
 佐渡は見えなかった。
 ここで大休止。

 帰りながら展望地を探すと、朝日連峰や鷲ヶ巣山・光兎山などが見えるポイントがいくつかあった。
 宿題の山が見つかってよかった。

 温泉にでもと思ったが、熊谷ナンバーの車では居づらいため、早々に退散した。