オオミスミソウの道
- 弥彦山周回 -

【年月日】

2020年3月12日
【同行者】 単独
【タイム】

西生寺下駐車場(10:21)-弥彦山(11:46-12:18)-八枚川(13:15)
-西生寺下駐車場(14:47)

【地形図】 弥彦 ルート地図(マウスホイールで拡大・縮小可)

 登山口に着くのがこんなに遅くなるとは思っていなかった。
 関越トンネル前後で降雪があったため、ゆっくり走ったからかもしれない。
 越後平野までくれば晴れてきて、気温も上がってきた。

オオミスミソウ(大きな写真)
オオミスミソウ(大きな写真)

 平日とはいえ、いい天気なので西生寺下の駐車場はそこそこ混んでいた。
 駐車場手前の広いところに自動車をとめて出発。

 西生寺の裏山を登っていく。
 スギ林だが、カタクリやキクザキイチゲもいくらか咲いていた。
 もっとも、まだ陽が射していないため、萼片は閉じたままだった。

 西生寺の分岐を過ぎ、雑木が多くなると明るい登山道になる。
 キクバオウレンもすこぶる多い。

オオミスミソウ(大きな写真)
オオミスミソウ(大きな写真)

 車道を渡ると分岐だが、どちらを行っても同じらしかったので、左ルートを行く。
 このあたりからオオミスミソウが多くなってきた。

 もう一度、車道に出る手前は砂利の敷かれたブル道になる。
 なんでこんな道を作ってしまったのか、理解に苦しむ。

カタクリ(大きな写真)
オオミスミソウ(大きな写真)

 ブル道の先すぐに、登山道の分岐があったので、そちらに入る。
 ここからはやや急な尾根道になり、オオミスミソウも見えなくなった。

 山頂の人工物が近づくと、八枚川コースの分岐。
 山頂まではすぐだった。
 海側は風が強いので、南側で大休止。

オオミスミソウ(大きな写真)
オオミスミソウ(大きな写真)

 帰りは、14年前と同じコースを下った。
 その時は14月中旬だったから、ギフチョウが飛んでいたのだが、この日は一頭も見なかった。

オオミスミソウ(大きな写真)
セリバオウレン(大きな写真)

 青や紫系のオオミスミソウを鑑賞しながらゆっくり下った。
 急傾斜な尾根をどんどん下って、小沢を渡る。

オオミスミソウ(大きな写真)
大梨(大きな写真)

 ここから西生寺に行くルートはなく、今下ってきた尾根より一本西の尾根を登り返す。
 オオミスミソウは咲いてるが、けっこうきつい。

ルリシジミ(大きな写真)
(大きな写真)

 尾根に出るあたりから、カタクリも多くなる。
 天気がよくなって、花びらが反り返り、いい感じに咲いた個体が多かった。
 かなりの急登で、さっき下ってきた弥彦山が近づいてくる。
 コースとしては、今ひとつだったかも。

 ブル道手前まで登ってようやく、元の道に戻り、ゆるゆると下った。

キクザキイチゲ(大きな写真)
オオミスミソウ(大きな写真)

 下山後、西生寺へ立ち寄った。
 内部の拝観はお休みだったが、境内の諸堂にひととおりお参りした。

西生寺弘智堂(大きな写真)
日本海(大きな写真)

 その後、弥彦村の日帰り温泉に寄ってみたが、加茂市同様、コロナ関連で休館だった。