−下牧口から水野口へ− |
【年月日】 | 2010年5月30日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
下牧登山口(8:14)−水野分岐(8:55)−駒ノ小屋(9:19) |
【地形図】 | 柿崎 ルート地図 |
【別コース】 |
吉尾コース 大平コース 野田コース 谷根コース |
下牧の登山口まで行くと、駐車スペースが足りないほどの盛況だったので、ちょっと驚いた。
最初は荒れたスギ林の中の道を行く。平坦なところをしばらく行くと、「右 米山道 左 山道」と石に彫られた道標がある。
赤土のえぐれたすべりやすい急登のそばには、地蔵や観音の石仏が多い。
ユキザサ、トリガタハンショウヅル、ニシキゴロモなどを見ながら登っていくと、背後が開けて、水野集落から登ってくる登山道を合わせる。
ここから山頂までほぼずっと、足元にイワカガミを見ながら登る。
傾斜がいくらか緩むと、駒の小屋。
小屋の周囲はブナ林で、気持ちのよいところだ。
再び急登となって、水野新道への分岐を分けると、ちょっとしたピークに建つしらば小屋。
少し下った鞍部はやせ尾根で、風の通り道らしい。
部分的に残雪が出て来ると、ここまで花がらだったショウジョウバカマの咲いた花もいくつか出てきた。
この日は米山の山開きだったらしく、山頂の薬師堂では、お坊さんが読経していて、おおぜいの人々が、こうべを垂れていた。
あまりに騒々しいので、しばらく休んで下山にかかる。
こちらのほうが踏まれていない感じがしたが、ルートは明瞭で、ハクウンボクかエゴの花が大量に落花したところは、なかなか美しかった。
道ばたに建つ観音参りの石塔に「西国 四国 父秩 八十八供養塔」と記されていた。
水野集落には、あちこちにケヤキの大木があった。
下牧登山口まで、田畑の間を歩いたが、たくさんのミヤマシロチョウが優雅に飛び回っていた。
下山後、栃窪温泉鷲ノ湯に寄った。
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